おっきい!「超明日香」の実は44センチ!
by 丸黄うりほ
少し涼しくなってきましたね。今日はふじっこさんの畑からお届けします。
最初は6苗だったひょうたんのうち、豆ひょうたん、百成、十成、大ひょうたんの栽培が終了して、現在も頑張っているのはスーパー長瓢「おろち」と、大瓢タワー「超明日香」だけになりました。
蛇のようにニョロニョロと長くなるタイプのひょうたん「おろち」は、157センチで成長がストップ。表皮に茶色い斑点が出てきて、下の半分ほどは腐ってしまったかもしれないそうです。とりあえずまだ頑張っているので、上の半分だけでも助かることを祈ります。
実がなったのは遅かったけれど、大瓢タワー「超明日香」はとても元気そうにしています。1枚目の写真を見てください。唯一の実は、高さ44センチになりました。胴回りは80センチ、体重も2キロはありそうだとのこと。まるっこくて、愛嬌たっぷりの形をしていますね!
ふじっこさんは、重い実を支えるためにネットでぶら下げるようにしました。台風シーズンですが、実が熟するまでこの調子で頑張ってくれますように。
さて、ふじっこさんの会社で育つ「やっちゃん」と「まーくん」についても報告しておきましょう。このひょうたんたちは品種が不明だったんですが、実の大きさ(20センチくらい?)から推測するとどうやら百成か十成でしょうか。
「まーくん」のほうは枯れてしまって栽培終了。できた実は1個だけだったようです。3枚目の写真をご覧ください。このときは水浸けし、そこから上げたばかりで、ちょっと臭ってきそうではありますが(笑)、鳥のクチバシみたいに口部が長く、ウエストがきゅっと細い、なかなかの美ひょうたんです。ふじっこさんはこの形がとても気に入ったとかで、「まーくん」のタネを来年の栽培用に採取。養老らんぷ館のご主人によると、水浸けしたひょうたんのタネを10日以内に採取しておけば、翌年も発芽するのだとか。すでに来年のことを考えているとは、ふじっこさん、なかなか用意周到です。
2枚目の写真には「まーくん」(左)と一緒に収穫した「やっちゃん」の実が写っています。こちらのほうは栽培継続中。4枚目の写真はそんな「やっちゃん」の新しい実たちです。右の実が部分的に茶色くなっているのが気になりますが、2個ともうまく育ってくれるといいですね。
(354日目∞ 9月15日)