おフランスでは

by 奥田亮

スベリヒユ

スベリヒユのおひたし(胡麻和え)

新作ひょうたんループタイ

 

猛暑!暑い暑い暑い!!! 3週連続まさかの同じはじまり。さすがに朝晩は秋の虫が鳴き涼しい風も吹きますが、日中の暑さはまだまだ衰えることを知らないようです。さらに台風の影響なのか、風も生暖かく、もういいかげんにしてほしいと切に願っています。

裏の畑は秋野菜の播種の時期なのですが、夏野菜が終わらないと植えることができません。お盆過ぎにホームセンターで見かけた白菜とブロッコリーの苗をなかば強引に植えてみました。ブロッコリーはなんとか根付いたようです。白菜は空いているところにあちこち植えるバラバラ作戦でやってみていますが、調子がいいのは、ナスの間に植えた苗とプランター(リンゴのコンテナ)に植えた苗。どちらもちょっと日陰になっているのがいいようで、陽射しの強いところに植えた苗は、かなりダメージを食らっている様子。ダメそうな苗は早々に見切りをつけて植え直した方がいいのかも。

今朝はツルムラサキとトウガラシを少し収穫しましたが、ちょっと寂しいのでスベリヒユを摘みました。スベリヒユはどこにでも生えている雑草で、畑の嫌われ者ですが、『ポケット版 雑草散歩手帖』(亀田龍吉著/世界文化社)によると、おフランスなどでは「パースレイン」という名前で、普通に食用として市場で売っているとのこと。ちょっと泥まみれだったりするので最初は躊躇しましたが、よく洗ってさっと茹で、おひたしにすると、少し滑りと酸味があっておいしいんです。ちなみにクックパッドでもスベリヒユは出てきます。いずれ来るかもしれない食糧危機に備えて、雑草や野草も食べられるようになっておきたいものです。

本が出たついでにもう1冊ご紹介。『有機・無農薬でできる 野菜づくり大事典』(金子美登著/成美堂出版)。206種の野菜の育て方が写真入りで詳しく載っていてホントに重宝します。ヒョウタンも(食用としてですが)載っています。しかもオールカラー272pで1500円+税。どうなってるんでしょう。

さて、ヒョウタン活動は引き続きアクセサリーづくり。マイブームはイヤリングからループタイに。ループタイというとおじいさんのイメージですが、蛍光塗料が投入されて随分派手な仕上りになってしまいました。ちょっとつけるのに勇気がいりそうですが、わりといいんじゃないかなあ……。紐の使い方によってはペンダントにもなりますし、ご婦人にも使っていただけるのではと考えて入るのですが、いかがでしょう。地味バージョンも作ってみようかな。もう少し整ったら販売しようと思います。

ひょうたんアクセサリーづくりは、制作時間や材料費を考えると、どう考えても最低賃金割れだと思うし、買われた方から「安過ぎませんか?」といってもらったりしたこともあるのですが、〈何もしない=一銭儲からない〉、に比べると、〈空いた時間に作る=多少儲かる〉と考えると、まあいいか、と。これじゃお金持ちにはなれないっすね。でれろん、でれろん。

(348日目∞9月7日)