「ひょうたん」に愛の一票を!
by 丸黄うりほ
「ひょうたん」が「ゆるキャラ®️グランプリ」にエントリーしているらしい。
そんな情報をくださったのは、花形文化通信「デイリーちくわ」でおなじみのテルミン奏者・児嶋佐織さんです。ちくわだけでなく、ひょうたんのことも気にかけてくださっていて、うれしいですね!
私はさっそく「ゆるキャラ®️グランプリ」の公式サイトを見にいきました。すると、確かにいました、「ひょうたん」が。
「ひょうたん」は顔がひょうたんで、くりくりした大きなお目目が印象的。口元はスマイルしています。黄色いシャツを着ていますが、下半身は黄緑色、つまり「ひょうたん」的にはハダカ……?中の人が動きやすそうで、軽快に跳ねたり踊ったりすることもできそうなキュートなゆるキャラですね!
どうやらこの子の口癖は語尾に「ぶり」をつけることのよう。たとえば「ひょうたんぶり!! なかよくしてくれるとうれしいぶりーっ」など。喜ぶと「ひょうひょーーーうっ」と叫ぶようです。
最も気になったのは、そのストレートすぎるネーミングです。昨年、この日記でひょうたんのゆるキャラが異常増殖している東大阪市の瓢箪山のことを書きましたが(詳しくは81日目の日記をご覧ください)、あまりひねってない瓢箪山のキャラでも「キューたん」「せんなりくん」「ひょうたクン」などと命名されていました。なのに、この子はそのまんま「ひょうたん」です。
もしかしたら手抜きなのか?それともシンプルイズベスト的な自信からくるものなのか?
このゆるキャラをエントリーしたのは、東京都のブリコルールという会社です。ウェブサイトがあるだろうと思って見にいったら、なんとウェブ制作会社!ということは、広告宣伝のプロじゃないですか!……つまり、このネーミングは自信からくるものに違いない。そう私は結論いたしました。
さらに、こちらのサイトでは「ひょうたん」のキャラクターグッズが紹介されていました。ぬいぐるみ、箸置き、マスキングテープ、マグカップ、キャップ、キーホルダー、クリアファイルなどいっぱいある。通販もされているようです。個人的には箸置きがちょっと欲しい……。キャップもいいな……。
「ひょうたん」の担当者さんのプロフィールには「ひょうたんのことが大好きです」と書いてありました。ああ親近感わくわー♡ と思ってサイトのあちこちを見ていたら、なんとこの会社には、ちくわが大好きな「ちくわさん」というクリエイターもいらっしゃるようなのです!「デイリーちくわ」と「ひょうたん日記」を好評連載中の花形文化通信と被りまくりではないですか……。
そんなうれしい偶然もあって、私はこの「ひょうたん」を勝手に応援することに決めました。
「ゆるキャラ®️グランプリ」の公式サイトでは、一般からの人気投票が行われていて、「ひょうたん」は171位(9月1日現在)。投票期間は9月25日(金)までということなので、まだまだ巻き返しの可能性があります!
この子がグランプリに選ばれたら、世の中にひょうたんグッズがあふれるかもしれませんよね?
ぜひ、この日記をお読みになったひょうたん好きのみなさまも、「ゆるキャラ®️グランプリ2020」公式サイトにアクセスして「ひょうたん」に愛の一票を投じていただきますよう!頑張れ、「ひょうたん」!
(344日目∞ 9月1日)
ゆるキャラ®️グランプリ2020 公式サイトはこちらhttps://www.yurugp.jp/jp/
株式会社ブリコルール(ひょうたんグッズまとめ)サイトはこちらhttps://www.bricoleur.co.jp/blog/archives/5908
丸黄うりほ ライター・編集者。ひょうたんをタネから育て、その実から音の出るものを自作し、演奏する楽団「ヒョウタン総合研究所」立ち上げ所員。ソロで「オール電化ひょうたん」としても活動中。ひょうたん栽培歴は15年ほどになるが、畑がないので毎年マンションのベランダでプランター栽培している。「花形文化通信」では、ほかにインタビュー記事を担当。
ふじっこさん 「ヒョウタン総合研究所」所員。ひょうたん栽培2年生。今年は自宅の庭と畑で6品種6苗のひょうたん栽培に挑む。そのようすを丸黄への報告と写真提供でリモートひょうたん活動中。