ひょうたんの夏バテにサプリメントを!

by 丸黄うりほ

▲植物用活力液・リキダス。

▲黄色い斑点はべと病。なかなか治らない。

▲新しい花もまだ咲いています。

▲「ティト実11号」(左)は13センチに成長。

 

これだけ暑いと、人間もバテますが植物もバテます。

我が家のひょうたん「ティトゥス」の場合は、うどんこ病とハダニをほぼ克服し、つる割れ病の疑いからも脱出。しかし、梅雨の間にかかってしまったべと病が治りきらない。一挙に葉を刈り取ってしまうわけにもいかないので、毎日少しずつ病気の葉や老いた葉をカットしているのですが、残した葉から健全な葉にリレーのように黄色い斑点がうつってしまうのです。

花のピークも、例年はくっきりと第一波、第二波とくるんですが、「ティトゥス」の場合は第一波だけで、第二波が来ない。ずっと花は咲いているんですが、数が少なく、蕾のまま枯れてしまうものも多いです。

なんとなくエネルギー不足な感じ。植物用のサプリメントとして有名なメネデールを週1で与えてはいるのですが……。

そこで、たまには他のサプリメントも飲ませてみようかなと思い立ちました。

今回試してみることにしたのは、ハイポネックスジャパンが発売元のリキダスです。メネデールが植物活力素と謳っているのに対して、こちらは植物用活力液となっています。成分も違っていて、メネデールは二価鉄イオン。リキダスは、「コリン、フルボ酸、アミノ酸、カルシウム」とボトルに書かれています。

アミノ酸とカルシウムはまあ分かるとして、コリン、フルボ酸とは?

調べてみると、コリンは炭素と水素と窒素の化合物で、人間や動物の場合は神経伝達物質、植物の場合は肥料やアミノ酸、カルシウムなどの成分を根や成長点などに運ぶのを助ける働きをするのだそうです。

フルボ酸は、森林や土壌に存在する有機酸で、植物にミネラルや微量要素を補給する役目をするらしい。また、光合成や発根を促進し、土壌の有用菌を増やして病害菌を抑制する働きもあるのだとか。

これはなかなか良さそうですよね!効果が現れるのは与えてしばらくしてからでしょうから、楽しみに待ちたいと思います。

ちなみに、私は殺菌剤としてベンレートとトップジンをずっと使っているので、そちらもたまには変えてみようかなと思ったんですが、ダコニールもオーソサイドも真夏の高温時には薬害が出ることがあるらしく、使用しないほうがいいらしいです。カリグリーンはベンレートと併用できないらしいし、農薬は難しいですね。こちらはもう少し調べてみようと思います。

(342日目∞ 8月28日)

※次回343日目は奥田亮「でれろん暮らし」、8月31日(月)にアップ。

344日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、9月1日(火)にアップします。