ティトゥスの底力、11個目の結実!
by 丸黄うりほ
我が家のひょうたん「ティトゥス」は、猛暑の8月になって元気を取り戻しました。なんと、11個目の実が結実。現在7センチほどになっています。8月になって生まれた10個目の実は16センチに。7月中旬に授粉した9個目の実は23センチで成長ストップしました。あとは収穫に適した状態になるまで、白く軽くなるのを見守るばかりです。
梅雨の間はなんとなく冴えない感じで、梅雨の晴れ間には葉が全部下がってしまって虚弱そうに見えた「ティトゥス」に、こんな底力があったとは驚きです。これは決して育て主の力じゃない。このひょうたん「ティトゥス」の持って生まれた生命力ゆえだろうと思います。こんなときは照れず、ためらわず、率直に褒めなくては。
えらいぞ、ティトゥス!この調子でな!
6月に授粉して先になった8個の実はどれも20センチから25センチほどで、上の膨らみ、ウェスト、下の膨らみのバランスの整った、標準的なひょうたん型をしています。ですが、後なりの3個はちょっと個性な形。
9個目の実「ティト実9号」(2枚目の写真)は、細長くてスマート。下の膨らみが小さくて華奢な印象です。この形を生かしてやるとしたら、どんな楽器が作れるかな?
10個目の実「ティト実10号」(1枚目の写真・右)は、ゆるく描いたような輪郭で、ひょうきんな感じ。そのへんを歩いている小学生みたいな、適度にブサイクな感じが良いです。
11個目の実「ティト実11号」(左)は、まだ小さい妹って感じですね。高い声でペラペラと生意気なことをしゃべりそう。
10号も11号も、まだこれから大きくなりそうです。花のほうもぱらぱら咲き続けているので、12号や13号も実るかもしれません。
先なりの8個は、9月までぶら下げておくつもりです。風にゆれるひょうたんを眺めながらベランダで夕涼み、というのが私の憧れるシチュエーションなんですが、現実は夕方になってもむわっと暑いです。それでも、そこにひょうたんがいるだけで、心はうきうきしてくるのです。
(335日目∞ 8月19日)