特別な日のひょうたんマスク
by 丸黄うりほ
はー、つらい。猛暑ですね。暑くなってきたら、みんなマスクを外すんだろうなーと思っていたら、意外なことに街で見かける人の9割以上がマスクをしていますね。我慢強いなぁ。
私自身はコロナの流行前にがっつり買っておいた箱入りの不織布マスクがまだあるので、ずっとそれを使っています。鼻の下に気持ちの悪い汗をかきながら。アベノマスクには手をつけていません。でも、なんかああいう白いマスクって衛生用品くさいというか、いや実際に衛生用品なんだけど、包帯とかナプキンとか紙オムツと同じカテゴリーっぽいんですよね……。
マスクは顔の半分を覆うものですから、とても目立つ。メガネとか帽子とかマフラーとかと同じように、その日の服装とコーディネートすれば立派なおしゃれになりうるアイテムなのに。モードなマスク、キュートなマスク、アートなマスク、面白マスクなど、もっとファッション的なマスクがあれば売れるんじゃないかなーと思うんですが、今のところあまりそういう奇抜なのをしている人はみかけません。
そんなことをつらつら思っていたら、ひょうたんの神様にその声が届いたのでしょうか……?とても素敵なひょうたんマスクをいただいたのです。
赤い紐のついた緑色のひょうたんが刺繍され、生地の模様も見ようによってはひょうたんっぽい。自分が着用する前に、去年収穫したひょうたんの実、「ウェス実1号」に着せてみたら、かわいい!とてもよく似合う!
これを作ってくださったのは、今年UFOの苗を2つ引き取ってくださったK・Fさんです。
こんな素敵なマスクを普段からつけるのはなんだかもったいない……ということで、このマスクは私の勝負マスクにすることに決めました。ここ一番というときにはこれを着けてでかけようと思います。
このマスク姿の私を見かけたら、「おお、今日はそういう日やな」と思ってやってください。
(329日目∞ 8月11日)