子蔓の摘心。そして孫蔓の時代がやってきた!

by 丸黄うりほ

▲火曜日に南方向の子蔓を摘心。

▲水曜日に北方向の子蔓を摘心。

▲そして金曜日。孫蔓がこんなに伸びた!

▲雄花の芽はこんな形。

▲雌花はすでにひょうたん型!

 

ひょうたんの雌花、つまり実は孫蔓に多くつく、ということをこの日記でも何度か書きました。そのために、ひょうたんは親蔓と呼ばれる最初の蔓と、次に出てくる子蔓を摘心してやります。蔓の先端の成長点を切るなんてかわいそうな感じがするのですが、その次の孫蔓を伸ばし、しっかりと栄養が行き渡るようにしてやるのが目的なのです。

我が家のひょうたん「ティトゥス」の場合、5月末に親蔓の摘心を行ない、子蔓を2本残して1本はベランダの南向き、1本は北向きに伸ばしてきました。そして、今週火曜日に南端が、水曜日に北端がそれぞれラティスの端に到達。それぞれ火曜日と水曜日に摘心を行ないました。その様子を撮影したのが写真1枚目と2枚目になります。

摘心を行うと、その蔓の成長はとまります。かわりに、葉の付け根から脇芽がどんどん伸びてきます。

木曜日、私は終日外出していて帰りが遅くなりました。そして、本日(金曜日)、朝起きてみてみたら、このありさま!というのが3枚目の写真です。わずか2日でこれですよ……。水曜日には脇芽だったものが、きょうはしっかりと孫蔓に化けていました。驚きを通り越して笑ってしまいますよね。この時期のひょうたんは本当にすごい勢いで大きくなります。

孫蔓を観察してみると、その次のひ孫蔓がもうすでに出かかっています。そして花芽も出てきているのがわかります。4枚目の写真を見てください。右に出ているのがひ孫蔓で、左に首を出しているのが花芽です。

花芽には2種類あって、4枚目の写真は雄花。そして、5枚目の写真が雌花です。雌花は、出てきた時からすでにひょうたんの実の形をしているのです。可愛いですよね。

雄花も雌花もまだきょうはかたくて小さく、全体が緑色をしていますが、これから日とともに大きくなり、花びらの形もはっきりとわかるつぼみになっていきます。

この調子でいくと、来週はいよいよ「ティトゥス」に初花が咲くかもしれません!みなさん、来週もこの日記を引き続き読んで、ぜひ「ティトゥス」の初恋♡ランデブーを見届けてやってくださいね!

(295日目∞ 6月19日)

 

※次回296日目は奥田亮「でれろん暮らし」、6月22日(月)にアップ。

297日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、6月23日(火)にアップします。