ラーメンにもいた?「ひょうたんめん」

by 丸黄うりほ

▲三重県のご当地ラーメン「ひょうたんめん」

▲この坊やの名前が知りたい……。

 

みなさま。いきなりですが、いま恋している人はいますか?気になる人は?私にはいます……。

その名は「ひょうたんめん」(ぽっ)。赤羽末吉氏が描く、ひょうたんの妖怪。その魅力についてはこの日記の274日目(5月21日)に書きましたので、ぜひお読みいただきたいと思います。

で、好きな人ができたら、その名前を気がつくと検索してしまってたりしませんか?

ある日、私は「ひょうたんめん」とグーグル検索に入れてみたのです。すると……。あれ?同名の別の人がヒットした?

同名の人が出てきたサイトは、47都道府県の名産品やローカルフードの通販サイト。その「ひょうたんめん」さんは三重県のご出身、いや名産品でした。赤羽末吉氏が描く絵本の『ひょうたんめん』は鹿児島県種子島の方ですから、お二人にはまったく関係はなさそう。偶然の同名であるようです。

それでも気になる……。ということで、私はこの「ひょうたんめん」をお取り寄せしてみました。

届いたラーメンのパッケージには「ひょうたんめん」の文字とともに、少し右へおしりを振った、赤いひょうたんのマークが。コック帽を被った坊やのイラストも添えられていました。名前は書かれていません。ひょうたん坊やとか、ひょうたんコックさんとか、ひょうたんめん太郎とか……?ああ、坊やのお名前が知りたいわ。

「ひょうたんめん」を製造しているのは、(有)カネスエ製麺所という三重県鈴鹿市のメーカーでした。三重県在住のふじっこさんに聞いてみたら、「カネスエ!知っています、スーパーカネスエっていうのもあって、同系列かも」とのこと。三重県では知られた企業のようです。

さっそく食してみました。味の特徴がよくわかるように、最初はネギだけを入れて素ラーメンにしてみたのですが、非常にあっさり。ラーメンというよりは、「中華そば」と呼びたくなる和風味です。麺は、しっかりとしていて食べ応えがあり、乾麺なのにパッケージにも書いてあるように「生の味」に近いです。

かなり薄味なのでアレンジがききそうだなと思い、2杯目は豚肉とパクチーとナンプラーを投入してみました。予想通り、これもなかなかいけました。次はラー油やキムチを入れて、辛くしてみようと思います。

(284日目∞ 6月4日)