ひょうたん「ティトゥス」の定植・後編
by 丸黄うりほ
先週金曜の日記(270日目、5月15日)の続きです。
プランターに苗を定植する位置を決め、ひょうたん「ティトゥス」のビニールポットにハサミを入れて切り開きました。白くて細い根がポットの際までまわってきているのがわかります。ポットをはがした苗は、土のくぼみに置いて、周囲と同じ高さになるように土を均して整えました。
次は支柱です。今回は径11ミリ、長さ120センチのものを3本用意しました。1本はプランターの奥から3センチ、左端から3センチの位置に。もう1本は同じように右端に。そして、苗のすぐそばで、かつポットの根に当たらない微妙な位置に、注意を払いながらもう1本を立てました。支柱を立てるとふかふかの土が沈み込んでしまうので、そこに土を足します。そして、支柱がぐらぐらしないように周囲を強めに押し固めました。
中央に立てた支柱は、苗から最初に伸びてくる親蔓がまきつくところです。左右に立てた支柱は、親蔓から分かれて伸びてくる子蔓をはわせて誘導していくために立てました。我が家では毎年、親蔓の摘心までをこの場所で育てて、その後はベランダの中央に移動することにしています。
それから、土の表面を平らにし、プランターの左右の端にばらまくタイプの殺虫剤オルトランをまきました。
そういえば、殺菌剤はまだまいていません。この日記の247日目(4月8日)で、本葉が2、3枚の頃にオーソサイドをまく予定だと書いたのですが、分量の調整がとても難しそうなので見送りました。一緒に育てた苗の成長度合いが揃わず、大きさがまちまちだったのも見送った理由です。
最後に4リットルのじょうろに汲んだ水を、プランターの土全体にまきました。これで定植作業は完了です!!
さあ、「ティトゥス」よ、ここが新しい土地だ。
おまえはここで生きていくのだ!
金曜日の日記で、苗の定植は人間でいうと大手術にあたると書きました。その後の数日間は、ちゃんと根付いてくれるだろうか……と祈りにも似た気持ちで過ごします。新しい環境に早くなじんで、健やかに育ってくれますように。
頑張れ、ひょうたん「ティトゥス」!
(272日目∞ 5月19日)