ひょうたん「ティトゥス」の定植・前編

by 丸黄うりほ

▲60リットルのプランターに鉢底石を薄く敷いて。

▲土は「タキイの培養土」20リットル×2袋。

▲カニ殻と石灰を土に混ぜ込みました。

▲化成肥料と油かすをプランターの端に置いて土でサンド。

▲ポットを真ん中に仮置きして定植の位置を決めます。

 

ついに、ひょうたん「ティトゥス」のプランターへの定植の日がやってきました。ポットの苗をプランターや畑に定植する作業は、人間でいうと大手術にあたります。ということで、天気のいい日の午前中にしっかりと時間をかけて行いました!

用意したのは、60リットルのプランターです。ひょうたんを植えるプランターはできるだけ大きいほうがいい。私はホームセンターで入手できる最大のものを購入しました。

プランターの底には鉢底石を置きました。水はけを良くするために、この石は必須です。

そして今回、特に注意して選んだのが土です。去年はついケチって最安値の土で栽培を行い、あまり水はけが良くないなぁと思いました。水はけが良くないと、いろいろな病気のきっかけになるのです。今年の土は「タキイの培養土」。有名ブランドの土ですから期待が高まります。

1袋20リットルの土を3等分してバケツに入れ、それぞれにカニ殻と石灰を大さじ1ずつ混ぜ込みました。カニ殻は、蔓割れ病などの病気予防に効果があると言われています。石灰は土が酸性に傾くのを抑制します。通常、石灰は土づくりの1カ月くらい前には混ぜ込んでなじませておかなければならないそうですが、今回私が使ってみたのは、「すぐに植えられる石灰」という商品。

次に、プランターにバケツ2杯分の土を入れて均し、左右の端に化成肥料を置きました。窒素10、リン酸10、カリ10のものです。その上にまたバケツ2杯分の土を重ねてならし、今度は左右の端に油かすを置きました。油かすは窒素分が多いので、植え付けのときに使うのがいいようです。今年は全体的に去年よりも肥料を控えめにしました。

さらにバケツ1杯と半分の土を重ね、表面をできるだけ平らに整えて、定植する予定のひょうたん「ティトゥス」のビニールポットを真ん中に仮置きしてみました。

苗はそこだけ盛り上がってもよくないし、土に沈み込むほどの深植えになってもよくない。プランターの土とビニールポットの土の高さがちょうどいい位置にくるように、穴を掘って目印を作っておきます。

さあ、いよいよ定植するぞ!というところで文字数が尽きてしまいました。この続きは来週火曜日の日記に書きます。どうか忘れないでお読みくださいね!

(270日目∞ 5月15日)

※次回271日目は奥田亮「でれろん暮らし」、5月18日(月)にアップ。

272日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、5月19日(火)にアップします。