タネの芽出しを開始しました!
by 丸黄うりほ
本日、ついにひょうたんの芽出しを開始しました!
今年、私が栽培することにしたのは、師匠の奥田亮さんにいただいたハワイのひょうたん、イプ。もう1種類は、岐阜ひょうたん実行委員会さんにいただいた、おそらく百成であろうと思われるが、もしかしたら千成かもしれない……というひょうたんです。この2種類のひょうたん、今後はそれぞれ略称にて「オクダイプ」と「ギフヒョウ」と呼ぶことにしますね。
芽出しのために私が用意したのは、小さいタッパー二つとペーパータオル、温度計、黒い箱です。去年のひょうたん栽培ではガーゼでタネを包み、シリコンのホルダーに入れてお風呂に吊るすという方法を試みたのですが、今年はどこに行ってもガーゼが品切れ。なので、ペーパータオルを使うことにしました。
ペーパータオルを濡らしてタネを包み、小さいタッパーに入れました。青いフタのほうには「オクダイプ」のタネ。イプはハワイの品種なので、ハワイの青い空をイメージしました。ピンク色のフタのほうには「ギフヒョウ」のタネ。養老公園で咲き誇る3000本のサクラに思いを込めて。
タッパーはフタをして黒い箱に入れ、昼間は窓際の暖かい場所、夜は机の上などに置くことにしました。窓際は思いのほか温度が上がるので、上がりすぎをチェックできるように温度計もセット。
そして。下の写真二つは「ヒョウタン総合研究所」所員ふじっこさんの芽出しセットです。一昨日のこの日記で、ふじっこさんがひょうたん6苗を入手して栽培をスタートしたというのをお伝えしましたが、どうやらそれだけではありませんでした。なんと、タネからの栽培にも挑戦してみることにしたのだそうです。
しかも、タネの種類も私より多いんです。「オクダイプ」と「ギフヒョウ」は同じですが、加えて養老の「らんぷ館」で入手した品種不明のひょうたんのタネも発芽させてみるということで、全部で3種類。
タネは濡らしたコットンに包み、小さなプラスチックの瓶に入れ、さらにジップロックに入れて持ち歩くことにしたそうです。持ち歩く……。つまり、親鳥がたまごを温めるように体温で温めるつもりだと言います。なんと深いひょうたん愛!
さて、この丸黄セットとふじっこセット、果たして芽が出るでしょうか?
(248日目∞ 4月9日)