ひょうたんの聖地・養老(4)安田ひょうたん店に着きました!
by 丸黄うりほ
養老駅と駅前のようす(212日目、213日目、214日目の日記)から、いかに養老がひょうたん推しの町であるかがわかっていただけたかと思います。そして今日からは、ひょうたんだらけのこの町の中でも、一、二を争うひょうたん濃度の高いホットスポットについて書いていきます。
駅から徒歩で7分ほど。県道56号線を渡ったところに見えてくる黒い建物に黄色いひょうたんマーク。そして、養老駅にあったのとよく似たひょうたん文字の「絆」。壁には、「安田ひょうたん店」という文字が読み取れます。
ひょうたん店!なんと甘美な響きなのでしょう!
私は食べるのも好きですし、本を読むのも好きですが、食料品店とか書店という言葉を聞いただけで気分が高揚したりはしません。しかし、ひょうたん店と聞けば。ああ……、たちまち理性が失われてしまいます。
この「安田ひょうたん店」、確か私が初めて訪れた時はまだ旧店舗で、2度目に訪れた5年前はこちらの新店舗に移られたばかりだったと思います。今回は店の外側に、そのときにはまだなかったひょうたんオブジェがかなり増えていました。
今回の養老ウォークに同行してくれたふじっこさんは、去年何度かこの店を訪れたそうで、見どころについて把握していました。「まずはこれですよ、丸黄さん」と示してくれたのが「こども110ばんのいえ」。
「うわ、胴体がひょうたんでできてる!帽子もひょうたんやわ!」と騒いでいたら、違う。これ、腕も手も、顔のパーツ一つひとつも、110という数字も、全部ひょうたんでできているではありませんか!
ひょうたん型の板に「YORO」の文字、ひょうたんに乗った着物姿の若者は、孝行息子の源丞内。この子も全部ひょうたん製です。
郵便ポストにもひょうたんの装飾。駐車場の案内板にも、駐車位置にもひょうたんが。窓枠もひょうたん型、その横には「親孝行」の文字と黄色い千成を並べたひょうたん型。ショーウインドーには令和の「令」のひょうたん文字もありました。
さらに、店の入り口には「商い中」と書いた大ひょうたん、そしてその上には5色にペイントした千成ひょうたんの装飾が……。ここには、いったいいくつのひょうたんが使われているのでしょう?まさに目もくらむばかり。
店舗の外側だけですでにこの状態。いったい店内はどんなことになっているのでしょうか? 続く明日のレポートにご期待ください!