岐阜駅前のひょうたんイルミ (3)夜の岐阜駅
by 丸黄うりほ
岐阜農林高等学校の沖本先生に再び岐阜駅まで送り届けてもらった私とふじっこさんは、イルミネーションが輝き始める時刻を待ちながら近くで夕食をとりました。
そして午後7時ごろ。
階段のまわりに設置されたひょうたんイルミネーションは、昼間見たのとはまったく趣きの異なる新しい顔を見せてくれました。
少し離れたところから見ると、全体が水色がかっていて、光の点描が川の流れのようです。階段の上下に2つずつ組み込まれたひょうたん型のライトは、このイルミネーションの主題がひょうたんであることを主張するアクセントになっています。
LEDライトを仕込んだひょうたんの一つひとつは、優しく、ふんわりと光っている感じがしました。光るひょうたんがたくさん集まり、一緒に下げられた無数の小さなLEDライトと合わさって、光でさざなみを作り出しているよう。
近くで見ると、ひょうたんイルミネーションが階段のガラスに映って何層にもなり、どこまでもひょうたんの世界が続いているような幻想的な光景が現れました。まるで夢を見ているようです。
ふと前を見ると、黄金の織田信長像もライトアップされていました。
このひょうたんイルミネーションが、オリンピックで無事に展示され、世界中から注目を浴びますように。信長公もひょうたん応援をお願いしますよ。ひょうたん愛の深い豊臣秀吉公とも力をあわせてくださいね!
ひょうたんイルミネーションの周辺では、立ち止まってじっと見つめている人や、はしゃぎながら写真撮影をしている人などもちらほら。11月にこの場所に設置され、3月1日には展示期間の終了が決まっているそうですが、なくなってしまうと寂しくなりそうです。
あと2週間ほど。見ておきたいと思った方はどうぞ急いでくださいね!
※次回212日目は2月17日(月)にアップします。