ひょうたんマークのパティスリー

by 丸黄うりほ

▲茶処「よしふじ」ロゴマーク

▲焼き菓子のパッケージにもひょうたん

▲わらび餅和茶セット。お皿もひょうたん

 

我が家のひょうたんウェスパシアヌスの苗をもらってくださった、編集室「湯気カンパニー」主宰の金田賢美さんから、1月に素敵なスイーツをいただきました。大阪・谷町六丁目にある「Sweet’s」というパティスリーの焼き菓子です。なんとこちら、パッケージがひょうたんデザインなのです。

調べてみると、「Sweet’s」は梅田と天六にもお店があり、昨年11月にオープンした「リンクス梅田」には系列のカフェもできたのだとか。

ということで、そのカフェ「茶処よしふじ」さんに行ってみました。

オープンスペースで、和モダンなインテリア。思っていたよりもこぢんまりとしたお店でした。白い壁に黒いシンプルな線でかたどったひょうたんマークがとても可愛いです。

ショーケースにはきれいなケーキが並んでいましたが、ひょうたんモチーフのものはとくにありませんでした。カウンター下には金田さんからいただいた焼き菓子のパッケージも並んでいて、思わずにんまり。

私は「わらび餅和茶セット」という商品を注文してから、お店の人に尋ねてみました。

「すみません。このマークはひょうたんでしょうか?」

「はい。ひょうたんです」

「なぜ、ひょうたんなんですか?」

「和風だから……」

和のイメージを喚起させるものとして、たまたまひょうたんが選ばれた。どうもそれだけのようでした。ですが、逆に考えるとそれって素晴らしいことではないでしょうか? 私は、和を代表するイメージというと富士か桜だと思っていましたが、ひょうたんもその仲間だったのですね。この考え方がもっと一般的になれば、世の中のひょうたんグッズももっと増えるに違いない。

できあがったわらび餅は、ひょうたん柄のお皿に入れてくださいました。ちなみにお皿はいろんな柄があるようで、私がひょうたんひょうたんと言ったので気をつかってくれたようです。カップ用のひょうたんシールも1枚おまけでくださいました。ありがとう。