ウェス実5、6、7号、年を越しても水浸け継続

by 丸黄うりほ

▲写真左から、ウェス実7号、可哀想な赤アザのウェス実6号、ウェス実5号。

 

新しい年がやってきましたね!どうぞ令和2年も「ひょうたん日記」をよろしくお願いします。

年が明けたら、ひょうたん物件のある東大阪市の瓢箪山稲荷神社や、京都市山科区の折上稲荷神社へ初詣しよう、そして華やかな写真付きで日記を書こう!……と計画していたのですが、個人的な事情により、いきなり予定変更を余儀なくされた「ひょうたん日記」です。

というわけで、まずは昨年から水浸けしているウェスパシアヌスの実「ウェス実 5号」「6号」「7号」の様子を報告しますね。お正月だというのに、画像が非常に地味で申し訳ありません。

この3個のひょうたんは、昨年わが家のベランダで育てていたひょうたん「ウェスパシアヌス」の後成りの実。ひょうたんには雄花と雌花があり、受粉に成功してから約2カ月で収穫可能な実となります。この実たちは8月下旬に受粉、11月12日 (150日目)に収穫しました。

収穫した実は穴を開けて水に浸け、中身の果肉をどろどろに腐らせてからタネとともに外へ振り出します。11月14日(152日目)から水浸けをスタート。12月16日(174日目)に最初の振り出し作業を行いましたが、タネが出切らないのと、強い臭いが残っていたため、もう一度水にもどした状態で年を越しました。

さて。年が明けた1月2日に、私はたらいのなかで再びタネ出し作業を行いました。臭いはだいぶ減っており、腐った果肉もほぼ出切ったようなのですが、タネは中にまだまだいっぱい残っています。そんなに大きな実ではないのに、振っても振っても出てくる……。

3個のひょうたんたち、表面はちょっとざらざらしていて、不規則なあばたのような凹凸があります。この時点でつるつるになる実もあるのですが、この実たちはわりとお肌が汚い系ですね。

とくに可哀想なのは「ウェス実6号」です。水浸けをしたときに実の一部が水から出てしまっていたために、その部分にカビが生えてしまい、赤アザのような模様がついてしまいました。まあ、これも趣きといえば趣きでしょうか……。

30分ほどかけてタネ出しをしましたが、全部は出ず。新年早々地味すぎるタネだし作業にちょっと疲れてしまったので、再度実たちを水の中に沈め、水浸けをもうちょっと継続することにしました。