冬は、ひょうたんの旅に出る。

by 丸黄うりほ

▲さらばベランダ、春までは旅の季節。

 

4月に種まきをして以来、大切に育ててきたひょうたんウェスパシアヌスですが、先週この日記でも書いたように、ついにその寿命が尽きました。まだ最後の実の収穫が終わっていないのでプランターは片付けずにベランダに置いておきますが、栽培そのものはほぼ終了です。

ということで、この日記の内容も冬の間は自ずと変わっていくと思います。メインで書いてきたひょうたん栽培がなくなるので、かわりにひょうたん楽器作りや、ひょうたん雑学を増やしていく予定です。

また、これからはひょうたんの旅が加わってくると思います。じつは、ひょうたん栽培をしていると毎日水やりをしなければならないので、なかなか旅行に行けない。ひょうたん名所は日本中あちこちにあるのに、秋までに行けたのは、東大阪市の瓢箪山、京都市の妙心寺退蔵院、大阪市の大阪城公園、京都市の豊国神社など近場ばかりです。

いつか行きたいなと思っているひょうたんスポットを上げていきましょう。まず、神奈川県の上大井。ここは町おこしとしてひょうたん事業に取り組んでいるらしく、JR御殿場線の上大井駅はひょうたん駅としても知られていて、駅前にはひょうたん会館なるものもあるそうです。

養老の滝伝説のある岐阜県養老も重要なひょうたんスポット。ここには素晴らしいひょうたん専門店があり、ひょうたん会館もありますし、駅もひょうたん装飾がみごと。以前行ったことがあるので、最新情報を仕入れにいきたいです。

滋賀県の長浜と兵庫県の有馬温泉も、豊臣秀吉つながりのひょうたんスポット。

その他、京都市・山科の折上神社にもひょうたんのご利益スポットがありますし、石川県金沢の瓢箪町も気になるし、宮城県仙台のひょうたん揚げというのも気になる。きっと他にもまだありますよね。

ところで。毎年12月第1日曜日に、大分県の豊後大野市では、「ひょうたん祭り」という珍しいお祭りが開催されます。今年の12月第1日曜って、12月1日よね? 昨日じゃないの? もう過ぎてるけど……と思われましたよね。

ふふふ、行ってきたのです。明日からはその報告をしますね! (……といいつつ、じつはこれを書いているのは11月30日)

お楽しみに!  (行ってきます!)