ひょうたんに似ている子はみんな可愛い
by 丸黄うりほ

①IKEAで衝動買いしたランチョンマット

②スーパーで買った洋ナシ(ラ・フランス)

③去年、我が家のベランダで実ったひょうたん

④乾燥のすんだひょうたん色?一つだけ紅生姜色だけど

⑤京都市営地下鉄の駅で見かけました

⑥この可愛い子はいったい誰なの?

⑦メイン商品の「ぴーなっつ最中」

⑧ちょっと洋風な「ぴーなっつパイ」

⑨私はこれが好きでした!「ぴーなっつ饅頭」
昨日の「ひょうたん日記」で、ミッキーひょうたんを放出してしまったので、このへんでため込んでいた煩悩を一気に吐き出してしまおうかと思います。
その煩悩とは。ひょうたんじゃないのはわかっているんだけど、こういう形を見てしまうと、どうしても素通りすることができない……という情けない私の性(さが)であります。
まずは写真①を見てやってください。IKEAで見つけたランチョンマットです。思わず衝動買いしてしまいました。
赤いほうはたぶんリンゴですね。そして緑色のほうは、ひょうたん……。えっ違う?
はい。ひょうたんじゃないのは、頭のどこかでわかっているんです。リンゴと並んでいるなら、文脈的には洋ナシだと解釈するのが常識ですよね。でも、スーパーで買い求めた洋ナシ(写真②)よりも、去年、うちのベランダにできたひょうたんの実(写真③)のほうが、ランチョンマットの緑色の子に似てると思うんですけど。そう思いませんか?
わかりました。私が間違っていました。では、写真④はどうでしょうか?
4つの実のうち、1つは紅生姜色ですが、あとの3つは乾燥の終わったひょうたん色をしています。わざわざこの色で塗られているということは、ひょうたんなんじゃないかと思うんですけど。
このマークは京都市営地下鉄の駅に掲げられていた病院の広告にありました(写真⑤)。後日、「一般社団法人さがらウィメンズヘルスケアグループ」のウェブサイトを確認したところ、「社会医療法人 博愛会シンボルマーク」として「『命』や『個人』をシンボライズした、4つの図形。その組み合わせが、人と人との支えあいや、医療、ホスピス活動を表しています」とありました。同グループの「松原の杜保育園」のサイトでは4色でしかも動きます。ひょうたんじゃないとは書いてないけれど、ひょうたんだとも書かれていませんでしたが……。
かわって写真⑥のパッケージには、はっきりと「ぴーなっつ」と書かれています。そう、君がひょうたんじゃないのは最初から知っていました。でも、真ん中でくびれたこの形。ほほ笑みながらダンスしている愛らしい姿を見かけると、他人のような気がしなくて。ついつい家に連れ帰ってしまいました。
ダンスしているこの可愛い子は誰?ネットで調べてみると、「ぴーなっつ最中」は、千葉県の成田山表参道にある明治32年創業の和菓子店「なごみの米屋(米屋株式会社)」の看板商品。このキャラクターは「ぴーちゃん」という名前で、落花生をモチーフにした妖精なんだそうです。
私が見つけたとき店頭にはメイン商品の「ぴーなっつ最中」のほかに、「ぴーなっつパイ」と「ぴーなっつ饅頭」も並んでいたので、すべて1個ずつ買って味わってみました。
まず「ぴーなっつ最中」(写真⑦)。ピーナッツのつぶつぶ入りの、白あんとこしあんの中間のようなあんが個性的。「ぴーなっつパイ」(写真⑧)は、同じあんがパイ皮に包まれています。どちらも甘さはかなりひかえめで、緑茶にもコーヒーにも合いそうです。
3種類のなかで私がいちばん好きになったのは、「ぴーなっつ饅頭」でした。中のあんは同じだと思うのですが、なんと外皮もピーナッツ味。濃厚なおいしさで、とても満足感がありました。そして、見た目もこれが、いちばんひょうたんに似ているような気がするんです……。
結局はそこかい! と、自分でもつっこんでおきます。新年度早々、まことに失礼いたしました〜。
(1439日目∞ 4月2日)
※次回1440日目は奥田亮「でれろん暮らし」4月6日(月)にアップ。
1441日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、4月8日(水)にアップします。



