大阪城ひょうたん探し(4) 森ノ宮
by 丸黄うりほ
ひょうたんは豊臣秀吉の馬印。ということは、おそらく大阪城周辺に行けばひょうたんグッズやひょうたんモチーフの物件がいっぱい見つかるに違いない。そう思って始めたひょうたん探しですが、この日記(140日目、141日目、142日目)で書いた通り、意外に収穫が少なかったのです。
JR 大阪城北詰駅から京橋口へ。極楽橋を渡って天守閣方面へ。それから桜門を出て豊國神社へ。だいぶ歩きました。帰りは 森ノ宮駅から JR 環状線に乗ろうと思い、さらに歩きました。久しぶりの大阪城公園はなかなか広い。
秀吉の最初の城「長浜城」の城下町である滋賀県の長浜は、ひょうたん専門店があったり、町のマンホールやさまざまなサインがひょうたんモチーフであったりすることが知られています。また、秀吉が保養地にしていた兵庫県の有馬温泉には、ひょうたん通りという街路がありますし、お土産にもひょうたんモチーフのものがたくさんあったと記憶しています。
大阪城公園は連日外国人観光客でごった返していて、お土産屋もたくさんできていましたが、忍者とか、たこ焼きのグッズは山ほどあるのにひょうたんグッズにはこれといったものがありませんでした。ちょっと寂しい。
森ノ宮駅に向かう途中、ショッピングセンターの森ノ宮キューズモールに、アイスでも食べようと思って立ち寄りました。ふと見ると、子どもたちがきゃーきゃー興奮しながら、双子山みたいな形の広場で遊んでいます。その広場の名称をみると、「せんなりびょうたんやま」と書いてあります。おや、こんなところに!!
アイスを食べてから駅に向かいました。暗くなりかけた空に商店街のネオンが青く光っています。そこには「太閤はんの城下町」という文字が!!
きっとこの町をちゃんと探せば、ラブリーひょうたんがもっと見つかるに違いない。探し方が甘かったのでしょう。じつは、数日前のこの日記を読んでくださった読者様から、大阪城公園にあるミライザという施設にひょうたんモチーフの照明器具があるとの情報もいただきました。
また見つけたら報告します。今回のひょうたん探しはひとまずここまで!