ひょうたん暖簾の塩屋の名店「しろちゃん」

by 丸黄うりほ

①山陽電鉄塩屋駅前にある「食堂・お好み焼 しろちゃん」

②ショーケース。ビールもチューハイも安い

③メニューが多くて「なにたべよかな」と迷います

④極め付きは、ひょうたん暖簾。名店の証!

⑤びっくりします。令和8年の価格表です

⑥これが念願の「唐揚げ定食」

⑦あっさりしょうゆ味の「ラーメン」

先週は神戸市の海辺のまち、塩屋に2回行きました。「花形文化通信」の塚村編集長も一緒です。その際、塚村さんに教えてもらって立ち寄ったのが、山陽電鉄塩屋駅の改札前にある「食堂・お好み焼  しろちゃん」です。

写真①をご覧ください。こちらがお店の外観です。白地に黒文字のシンプルな看板。積み上がったビールのケース。「そこのあなた、通り過ぎてはいけませんよ、ちょっと入っていきませんか?」……というオーラが濃厚に出ていますよね。

ショーケース(写真②)には、焼きそば、うどん、どんぶりもの、唐揚げ、オムライス、トンカツなどの見本が並んでいます。生ビール380円、瓶ビール400円と安い!

「神戸名店百撰」にも選ばれているようです。たしか「神戸名店百撰」は、「阪神淡路大震災」と「新型コロナウィルス」という飲食店にとって巨大な二つの危機を乗り越えて愛され続けているお店を表彰したものだったはず。つまり、このお店は震災前からあるというわけです。その場所で長く続いている飲食店というのは、それだけで正しい。

扉の横には、「ようけある なにたべよかな しょくどうしろちゃん」という張り紙がありました。おしながきを見てメニューの多さに驚いているお客さんの絵が添えられています(写真③)。

極め付きは、ひょうたん柄の暖簾です!(写真④)

もうこれは、ヒョータニストとしては入るしかありません。ひょうたん柄の暖簾を吊っていたり、ひょうたんマークを商標にしているお店は間違いなくいい店なんです!(断言)

ガラガラと引き戸を開けると、中はほぼ満席でした。カウンターなら空いているよと通してもらい、ぎりぎり座ることができました。メニューを見ると、ほんとうに「ようけある」。しかもこの価格です(写真⑤)。迷いましたが、私は「ハンバーグ定食」にしました。塚村さんは「鍋うどん」を注文。隣の席に座った知らない人には「唐揚げ定食」が運ばれてきました。おいしそう!そして、その盛り盛りの迫力たるや!

「よし。次ここへ来たら唐揚げ定食」と、私は心に決めました。そして、「ハンバーグ定食」をすっかり食べ終わってから気がついたのです。写真撮るの、忘れてた……。

というわけで。塩屋2日目は、念願の「唐揚げ定食」をキメてきました(写真⑥)。

唐揚げは、衣が薄めでしょうゆ味。きれいな色にまんべんなく揚がっています。強い個性はなく、毎日でも食べられそうです。唐揚げにおいて、普通においしいというのはなかなか難しいのですが、ここの唐揚げはそう表現するのが一番合っている感じ。

ごはんはやわらかめ。味噌汁はワカメとネギが入り比較的しっかりした味。冷奴、マカロニサラダ、ウィンナー、スパゲティ、レタスサラダが付いてきました。味付けが少し変わっていたのはスパゲティで、ケチャップではなくカレー粉的なスパイシーさを感じました。

同席の塚村さんは、2日目は「ラーメン」を注文(写真⑦)。

しょうゆベースのスープに、モヤシ、ネギ、焼き豚、ナルト入り。「お味はどうですか?」と尋ねると、塚村さんは「私にちょうどいい」との返答。あっさりとしたスープで、濃くないのが良いとのこと。なんだかわかります。やはり、普通においしいのがいいんですよね。

ひょうたん暖簾のお店にはずれなし。塩屋の名店「しろちゃん」、また行きたいです。ごちそうさまでした!

(1418日目∞ 2月5日)

※次回1419日目は奥田亮「でれろん暮らし」2月9日(月)にアップ。

1420日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、2月12日(木)にアップします。2月11日(水・祝)の「ひょうたん日記」はお休みです。