暖かすぎる10月のひょうたんベランダ!

by 丸黄うりほ

▲手前に雄花、中に「ウェス実8号」、奥に「ウェス実5号」。

 

我が家のベランダの、今の様子を象徴するような写真が撮れました。

手前に写っているのは雄花のつぼみです。きょうはこの花のほかにも雄花がふたつ咲きそう。ここ数日は毎日1〜4個の花が咲いていて、なかには雌花もありました。受粉作業は行いましたが、その雌花たちがふくらんでくる兆しは今のところ感じられません。

ひょうたんウェスパシアヌスは末成りの実「ウェス実8号」の成長に残りの力すべてをかけているのだと思います。写真の中央に写っている緑色のひょうたんが、その「ウェス実8号」です。ただいま高さ15センチくらい。全身がきらきら光るうぶ毛に包まれていてきれいです。

その後ろ、写真下の方に写っているのは「ウェス実5号」です。こちらは受粉から約2カ月たっていて、表面の色は白っぽく変わってきました。うぶ毛は完全に取れ、持ち上げてみると軽くなってきているのがわかります。「ウェス実6号」や「ウェス実7号」とともに収穫の日が近づいてきています。

中央の支柱に沿いながら上に伸びているのは親蔓です。全体に縦縞が入って太くなり、質感が木のように変わってきています。

その表面についた白っぽいものは、うどんこ病です。うどんこ病は葉だけでなく蔓にまで生えて猛威を振るっています。この病にきくスプレータイプの農薬ベニカ EX スプレーも、本日全部使い切ってしまいました。

ウェスのもう一つの持病、蔓割れ病のほうは、殺菌剤ベンレートでひとまず抑えられているようですが、今朝、土の表面に白っぽい菌糸のかたまりをみつけてしまい、ドキッとしました。なんかのキノコかもしれないのですが、これが蔓割れ病の原因となるフザリウムだとすると、まだ菌は死んでおらず土の中に潜んでいるということになります。

それにしても今年の秋はちょっと暖かすぎます。

 

※次回140日目は10月28日(月)にアップします。