2回目のひょうたん洗いをしました!
by 丸黄うりほ
収穫したひょうたんは口部に穴を開けて、水につけて中身を腐敗させます。そのままおいて2週間ほどたったら、腐ってドロドロに溶けた中身を振り出します。このときの悪臭が、ほんとうにすさまじい。そのことは先週(135日目)の日記で詳しく書きましたので、追体験したい方はぜひお読みください。
先週の日記では、ひょうたんの中身をだいたい振り出した後に、もういちどきれいな水に浸けるところまで書きました。なぜもう一度浸けるの?と思われた方もいらっしゃったかもしれません。
新しい水に浸けておいたひょうたんは、その後も何度か水を替えました。水を替えるたびに悪臭は少しずつ薄まってきたと思います。最初は下水や便所などを彷彿とさせる強烈さでしたが、今は……、そうですね。あまりきれいじゃない海辺とか砂浜ぐらいの感じでしょうか。ひょうたんはあくまでも植物であって魚介類じゃないはずなのに、なんとなく磯臭い。
そうなんです、もうわかりましたよね。水浸けを一度だけで終わらせてしまうと、最初の強烈なにおいが取れないまま残ってしまうのです。何度か水を替えると、そのたびに悪臭は減っていきます。
きょうは、そうやって水に浸けておいたひょうたん4個の中身を、たらいにあけて再び振り出しました。水と一緒にタネがまだまだいっぱい飛び出てきます。
水を全部出しきって、ひょうたんをからっぽにして振ってみると、カラカラと残ったタネの音がしました。
タネが少々残っていても、ひょうたん加工の次の過程である「ひょうたん干し」に入ることはできるのですが、あまりたくさん残っていると乾きが遅くなります。乾くのに時間がかかりすぎると、作業の途中でカビが発生します。
においの程度とタネの残り方から判断して、私は4個のひょうたんにもう一度きれいな水を満たして、もうしばらく水浸けを継続することにしました。