ひょうたんの仮面や装飾品を集めて「ヒョウタン展」@大船フラワーセンター

by 丸黄うりほ

①大船フラワーセンター「ヒョウタン展」。9月6日(土)から28日(日)まで開催

②ひょうたんで作られた世界の仮面や人形、装飾品などを多数展示

③9月7日(日)には「ヒョータニスト・パーティ」のライブあり! (撮影・中島敏子)

毎年9月に鎌倉市の「大船フラワーセンター」で行われる「ヒョウタン展」が、今年も、9月6日(土)から28日(日)まで、園内の本館フラワーホールで開催されることが決定しました!

今年の展示テーマは「ひょうたんで楽しむ」。サブタイトルは「〜飾る、演じる、遊ぶ〜」となっています。

色を塗ったり、彫ったり、切ったりしてひょうたんを加工し、世界中で作られている工芸品を集めた展覧会。その展示品の大部分は、「花形文化通信」のインタビューや「ひょうたん日記」でもおなじみ、植物学者の湯浅浩史先生による、膨大なひょうたんコレクションからセレクトされたものです。

フライヤー(写真①②)に掲載された展示品リストの中で、私が個人的に最も気になっているのは、「演じる」に分類された世界の仮面です。韓国にひょうたんでできた仮面をつけて演じる劇があるのは知っていたのですが、ベネズエラやエクアドル、パプアニューギニア、タイ、ベトナムにもひょうたん仮面があるのですね。

ひょうたんで身体を飾る装飾品やアクセサリーも世界中にあるようです。特筆すべきはニューギニアの「男性衣装」でしょう。これは、そのへんのお土産店などには絶対に置いていないと思います。男らしさを強調するものであるこの衣装に、ひょうたんが素材として使われていること。その珍しい文化を体感することができる貴重な機会です。

また、ひょうたんでできた世界の人形や動物、さまざまな技巧を凝らした置物などもたくさん並べられるようで、本当にワクワクします。

昨年の「ヒョウタン展」は、ひょうたん楽器がテーマで、自作ひょうたん楽器を奏でる楽団である私たち「ヒョータニスト・パーティ」もイベントにお呼びくださり、演奏会をさせていただきました。昨年の展覧会のようすについては、「ひょうたん日記」1221日目と、1227日目〜1229日目、そして1230日目に、演奏会については1231日目1232日目に詳しくレポートしておりますので、よかったらプレイバックしてみてくださいね。

そして、なんと、なんとうれしいことに!

今年も「ヒョウタン展」の会期中に「ヒョータニスト・パーティ」のコンサートをさせていただくことが決定しました!!

日時は9月7日(日)11時〜、14時〜で、同日に2ステージ行います。場所は昨年と同じ園内の温室「グリーンハウス  スイレン室」。

今回演奏を行う「ヒョータニスト・パーティ」メンバーは、「でれろん暮らし」でおなじみ奥田亮さんのほか、フェイ・ターンさん、森川訓恵さん、私・丸黄うりほの4名です。

全国のひょうたん好きのみなさま。特に、首都圏にお住まいのみなさま。ぜひ、9月は鎌倉市「大船フラワーセンター」の「ヒョウタン展」に足をお運びくださいませ!

(1355日目∞ 8月21日)

※次回1356日目は奥田亮「でれろん暮らし」8月25日(月)にアップ。

1357日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、8月27日(水)にアップします。