実のなるであろう8月がますます楽しみになってきました
by 奥田亮

わが菜園のひょうたん。はやく棚を仕立てないと。

リンゴ箱のこぼれダネも蔓の行き先をつくらねば。
その後のひょうたん栽培記録です。わが菜園の3つのひょうたんは、ようやくやる気を出してきたようです。一番成長の早かった苗がぐんぐん伸びてキュウリネットを這いはじめたので、親蔓を摘芯。負けじと追いかける隣の苗も行き場を探してウロウロしています。こちらも、少し早いですが、親蔓をカットしました。リンゴ箱のこぼれダネも順調に育っています。3苗とも蔓の行き先を探してふれふらしているので、そろそろ棚を組まないといけません。
去年までひょうたんを植えていたところには、今年はキュウリを植えていますが、こちらも順調で、キュウリってこんなに高くまで蔓を伸ばすんだと感心するほど、ひょうたん用の棚をわがもの顔で気持ちよさそうに登っています。実もたくさんできて、毎日のように収穫しております。

ひょうたん棚をうれしそうに這うキュウリの蔓。
どうも蔓性植物は、蔓の行き先を作ってあげると、そこに向かって伸びていくようで、ひょうたん用のしっかりした棚だと、あきらかにキュウリネットを這っていた去年とは勢いが違うように思われます。ということは、今年のひょうたんは脆弱なキュウリネットだと勢いがよくないかもしれません。ましてや、もしかしたら大型品種かもしれないとすれば、「こんなネットで大きな実をならせられるはずがないでしょうが!」と怒っているかもしれません。いずれにせよ、早々にちゃんとした棚を組まないといけませんね。
さて、今年はもう1か所、栽培場所があります。図書館の空き地に作られているパーマカルチャーの実践場「結の庭」。余った苗を引き取って早速植えていただいたことは先週お伝えしましたが、それを読んでくださったこの場の親分Tさんから、「草と一緒に刈っちゃった!」との連絡がありました。さっそく様子を見に行きましたら、1つは無事残っていて、残りの4苗は、通路にアーチ状に仕立てる「レイズドベッド」にきれいに植えてくださっていました。

アーチ状に仕立てられる予定のひょうたん(図書館・結の庭)。
おお、これは蔓が伸びて実ができると、いい感じになるやんかと期待が膨らみましたが、よく見るとアーチの片側はひょうたんですが、反対側にはキュウリが植えられています。う〜ん、これはちょっとマズいかも。同じウリ科どうし、混じるとキュウリが苦くなってしまうかもしれません。

アーチのもう一方はキュウリが!植え替えていただくことになりました。
Tさんにお伝えしたら、キュウリは別のところに移植して、アーチは全部ひょうたんにすることに。いい景色が生まれそうです。 Tさん、ありがとうございます。これで実のなるであろう8月が、ますます楽しみになってきました。でれろん!
(1336日目∞ 6月30日)