ひょうたんの成長が早くて筆が追いつかない
by 丸黄うりほ

①守口市のたみさんのユーホー。6月6日に定植

②大阪市の杉浦こずえさんの十成「十市」は6月6日に摘心

③東大阪市のKFさんのユーホー「相生」も6月6日に摘心

④福岡市の中野由紀昌さんのひょうたんは6月5日に開花!

⑤早くも実がなりはじめました

⑥品種は何かな?百成?十成?大ひょうたん?

⑦我が家のユーホー「アントニヌス・ピウス」は6月11日、ベランダ内で移動

⑧6月19日。子蔓がぐんぐん伸びてきています

⑨孫蔓も出始めました!
先週くらいから急に暑くなりました。この数日、関西は晴天の日が続き、連日30℃を超えています。気温が上がってくると、ひょうたんという植物はとたんに張り切りだします。
私たちは6月12日、13日に「全日本愛瓢会総会・展示会 福井県福井市大会」、14日には大阪市のライブハウス「チャクラ」で「ヒョータニスト・パーティ」の演奏会を行いました(6月16日の「でれろん暮らし」で少しご紹介)。ひょうたん楽器が奏でる不思議な音楽を多くの方に聴いていただくことができ、メンバー一同、心より感謝しております。
そのレポートも書き留めておきたいところですが、ひょうたんの成長は待ったなし。まさに筆が追いつかないほどの凄まじい勢いで変化しています。というわけで、きょうはヒョータニストさんたちのひょうたんと、私の今年の本命ひょうたん、ユーホーの「アントニヌス・ピウス」の成長ぶりを報告しておきたいと思います。
まずは写真①をご覧ください。こちらは守口市のヒョータニスト・たみさんから6月11日に届いたユーホー苗のお写真です。6月6日に定植してくださったとのこと。この時点では本葉5枚ですが、おそらく今はもっとずっと大きくなっていることでしょう。
続いての写真②も6月6日の撮影で、こちらは大阪市の杉浦こずえさんから。十成の「十市」、5月29日に紹介した定植時から比べると、ずいぶん大きくなりました。この日、親蔓の摘心をすませたそうです。写真③は東大阪市のKFさん宅のユーホー「相生」。同じく6月6日に摘心を行ったそうです。どちらも順調に育っていますね。
さて。6月5日に初めて「ひょうたん日記」で紹介した福岡市のヒョーニスト・中野由紀昌さんのひょうたんは、その日の夕方に初めての花をつけたそう(写真④)。さらに、毎日のように花が咲いて6月11日には写真⑤、16日には写真⑥の状態に。このひょうたんは品種不明だそうですが、⑥を見る限りでは標準的なひょうたん型の品種で、千成ではなさそうです。百成か、十成か、大ひょうたんか。実の成長がとまったら、そのサイズで種類が判明しそう。早くも結実して、素晴らしいですね!
6月4日に親蔓の摘心を行った我が家のひょうたん、ユーホーの「アントニヌス・ピウス」は、6月11日にベランダの真ん中にプランターごと移動しました。親蔓がベランダの柵の高さに届くまでは、日光が直接当たるベランダの南端で育て、子蔓が伸びだしたらベランダの真ん中に移動させる。我が家のベランダの真ん中にすりガラスがはまっているために、毎年このひと手間をかけています。子蔓は、親蔓の先端の9番と8番の2本を残し、下から伸びてきていた7番はカットしました(写真⑦)。
さらに一週間たった、きょうのようすが、写真⑧です。すごい勢いで子蔓が左右に伸び、物干し竿とネットに絡みつきだしました。去年のベランダ工事で今までとは違う状態で蔓を仕立てることになって心配していたのですが、とりあえず絡みついてくれて一安心です。
写真⑨のように孫蔓もがんがん伸びてきていますが、これらはすべてカットしました。ベランダの両端に到達するまでは子蔓優先です。蔓や葉の状態をみると、葉がうねり、脇芽の勢いがありすぎて花芽が小さい。ちょっと肥料のチッソ成分が多すぎたかもしれません。ぼちぼち調整しつつ、見守っていこうと思います。
(1332日目∞ 6月19日)
※次回1333日目は奥田亮「でれろん暮らし」6月23日(月)にアップ。
※1334日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、6月25日(水)にアップします。