私の演奏の課題はまたまた山積
by 奥田亮

全日本愛瓢会の展示会で演奏するヒョータニスト・パーティ

chakraでの山﨑明さんの演奏

chakraでの私(河流卣游(かわながれゆうゆう)名義)の演奏

chakraでのヒョータニスト・パーティの演奏(以上、撮影すべて:中島敏子)
前号でお伝えしたように、6月13日、14日は、ひょうたん演奏で福井〜大阪に遠征?していました。いずれも丸黄うりほさん率いる〈ヒョータニスト・パーティ〉のメンバーとしての出演です。
13日は福井駅前のハピリンホールで開催された「全日本愛瓢会」の展示会での演奏でした。じつは前日の12日にも愛瓢会の50周年記念式典で演奏させていただき、稀有な体験をさせていただいたのですが、当日の様子につきましては、後日丸黄うりほさんのひょうたん日記に詳述されると思いますのでここでは省略させていただきます。うりほさんよろしくお願いいたします。
翌14日は、大阪のライブスペースchakraでのライブ。題して「夏越しのひょうたん狂い」。私のソロ(河流卣游(かわながれゆうゆう)名義)の時間もいただき、ベトナムのひょうたん楽器ダンバウを演奏する山﨑明さんも参加してくださって、盛りだくさんの時間になりました。
自分の演奏についてはまたあらためて記すとして、山﨑さんのダンバウ演奏が素晴らしかったということをまずはご報告させていただきます。ダンバウは、一弦琴の一種で、ハーモニクスの音を小さなひょうたんで増幅させる電気的な音のする倍音楽器です。電子楽器との相性もよく、聞く人を桃源郷の彼方に連れて行ってくれます。実際、コックリコックリと気持ち良さそうに舟を漕ぐ人もいたのは、演奏のすばらしさを物語っているんじゃないかと思います。
私の演奏の課題はまたまた山積されてどんどん山が高くなっていくばかり。死ぬまでに少しは低くなるのか怪しいもんですが、課題が見つかっただけ良しとしましょう。大方は音楽の課題というより、生き方、暮らし方に通ずる課題なので、これが解消されれば生きやすくもなるかもしれませんね。
不慣れな旅興行は、なかなかにハードではありましたが、動けば動いただけ新たな出会いもあり、この先につながるかも知れない道筋が1本増えるような気がします。そんな少々自己啓発めいたことについては、また次回お話しさせてください。でれろん。
(1329日目∞ 6月12日)