今月は福井と大阪で「ヒョータニスト・パーティ」!
by 丸黄うりほ

①6月12日・13日に「全日本愛瓢会 第50回記念総会・展示会」が開催される福井市文化交流施設「ハピリン」(画像はWikipediaより)

②6月14日「夏越しのひょうたん狂い」@チャクラ(大阪市北区)フライヤー

③「ヒョータニスト・パーティ」、6月はこの4人組で演奏します

④「河流卣游(かわながれ・ゆうゆう)」こと奥田亮さんと自作楽器(③④撮影:中島敏子さん。鎌倉市の「大船フラワーセンター」にて)

⑤山﨑明さんはベトナムの一弦楽器「ダンバウ」を演奏(⑤撮影:山﨑明さん)
メンバー全員がひょうたん好き。自宅の庭や畑でひょうたんを育てて、その実を収穫し、楽器のようなものに作り変えて、バンド演奏する。演奏に使用するのはすべて楽器ではなく、自作した音の鳴るひょうたん!
そんな面倒くさくて、ひょうたん臭いことを一生懸命にやっている、いい大人のひょうたん楽団が我々「ヒョータニスト・パーティ」であります。
結成は2024年4月。その時々によりメンバー3人バージョンから6人バージョンまで編成や趣向を少しずつ変えつつ、2024年に5回、2025年に入ってからは2月、4月、5月とすでに3回のイベントにライブ出演しました。
そして6月は、福井と大阪で合計3回のライブを行います。では、まず福井のほうからお知らせしましょうね!
6月12日(木)と13日(金)に、日本で最も有名な愛瓢家団体「全日本愛瓢会」の「第50回記念総会・展示会」が、福井市文化交流施設「ハピリン」の3階「ハピリンホール」で開催されます。12日にも短い演奏会を行いますが、この日は「全日本愛瓢会」会員のみの会合となります。
13日(金)は一般の方のご入場・ご観覧も大歓迎。9時から15時まで「ハピリンホール」にてひょうたん工芸作品の展示会が行われ、11時から約1時間、「ヒョータニスト・パーティ」の演奏会を予定しています。なんと入場無料です。ひょうたんに少しでも興味がありましたら、ぜひのぞいてみてください。展示作品がとにかく異次元で、こんなマニアな世界があったのか!と、驚かれることと思います。
ちなみに今回の「ヒョータニスト・パーティ」のメンバーは、昨年、鎌倉市の「大船フラワーセンター」でライブを行ったのと同じ4人。「でれろん暮らし」でおなじみ奥田亮さん、ヒョータニストとして「ひょうたん日記」によく登場してもらっているフェイ・ターンさん、「ヒョウタン総合研究所」以来の盟友であるモリカワさん、そして私、丸黄うりほという編成です。
6月14日(土)は大阪市北区の「チャクラ」にて自主企画「夏越しのひょうたん狂い」を開催します。長野県在住の奥田さんが、福井県まで来るということでもう一歩、西まで足を伸ばしてくださることになりました。もとは大阪人の奥田さんですが、関西でのライブはなんと6年ぶりです。しかも、今回は「ヒョータニスト・パーティ」のメンバーとしてだけでなく、「河流卣游(かわながれ・ゆうゆう)」名義でソロ演奏も聴かせてくださいます。
また、山﨑明さんによる優美なダンバウ演奏もお聴きいただけます。ダンバウはベトナムの一弦楽器で、自作楽器ではありませんが、ひょうたんにルーツを持つ楽器として加わってもらうことになりました。
というわけで、この日も登場するのはすべてひょうたん楽器。ひょうたんが奏でる音の愉快さ、奇天烈さ、狂気と美をたっぷりお楽しみいただけると自負しています。開場17時半、開演18時半。チャージは3000円(+1dオーダー)で、メール予約(当日精算)をくださった方には特製ひょうたん型ステッカーをプレゼントいたします。
ひょうたんサウンドでいのちの洗濯。夏越しを六瓢(無病)でやりすごす。
みなさま。ぜひ6月は福井、大阪に足をお運びくださいませ!
(1325日目∞ 6月4日)
「夏越しのひょうたん狂い」メール予約は
二次元コードから(お名前と枚数をおしらせください)

- 丸黄うりほ ∞ ライター・編集者。ひょうたんをタネから育て、その実から音の出るものを自作し、演奏する楽団「ヒョータニスト・パーティ」のメンバー。ソロで「オール電化ひょうたん」としても活動中。ひょうたん栽培歴は15年ほどになるが、畑がないので毎年マンション(大阪市北区)のベランダでプランター栽培している。「花形文化通信」では、ほかにインタビュー記事を担当。
- 2025年度ヒョータニスト(ひょうたん栽培&加工に挑戦中のみなさん)
- フェイ・ターンさん(東大阪市)、コンさん(吹田市)、イハリコさん(吹田市)、杉浦こずえさん(大阪市)、たみさん(守口市)、中野由紀昌さん(福岡市)、塚村編集長、KFさん(東大阪市)、ともきちさん(田辺市)、モリカワさん(川西市) ※順次追加していきます。