ダメ元でまいた十成が芽を出しました!
by 丸黄うりほ

①細いマカロニのような茎が土から出てきました

②半分諦めていた十成が発芽しました!

③翌日にはさらに2ポット発芽!

④発芽4、5日後の十成。双葉になりました

⑤水色のストローはユーホー、オレンジ色は十成

⑥ユーホーは、ただいま本葉展開中

⑦大瓢(ピンクのストロー)は変化なし。沈黙したまま
一向に発芽しない大瓢と十成のタネを、ダメ元でビニールポットにまいたことを先週の「ひょうたん日記」でお伝えしていました。
その結果……。うれしいことに十成がわりとさくっと反応してくれました!土にタネを埋めて4日後のことです。もしかしたら……?という土の隆起と、細くて小さなマカロニみたいな茎を発見(写真①)。ついに、十成第1号の発芽です!
写真②は発芽の翌日のようす。ああ、ひょうたんの芽ってなんと可愛いのでしょう!朝晩はまだ寒いので、ビニールポットを発泡スチロールの簡易温室に入れて見守ることにしました。
同じ日に、別の十成のポット2つにも反応がありました。翌日の朝、初めて日に当てた瞬間が写真③です。
目覚めたばかりのひょうたんの芽は、ちょっとモヤシに似ています。葉は薄い黄色で、茎は真っ白。この段階でしっかりと日に当ててやらないと、ひょろひょろに伸びてしまいます。我が家のベランダは西向きで、太陽の力が弱いためにひょろ長くなりがちなのが毎年の悩み。太陽の光がしっかりと届く環境では、濃い緑色のがっしりとした苗に育つのですが……。
それでも我が家ではこの環境で頑張るしかありません。できるかぎりの最善を尽くし、こまめに見守って5日たったようすが写真④です。3ポットともきれいな緑色の双葉になりました!
十成という品種のひょうたんを育てるのは今年が初めてなのですが、双葉の形がやや細長いように思います。タネも細長い形だったので、その中に入っている双葉も細長いのかな?タネの形と双葉の形には相関があるのかもしれませんね。
写真を見ていただくとわかると思いますが、手前の双葉は、葉の両端が白っぽくなっています。これは殻被りではなかったものの、薄皮被りで発芽したため。でも、このまま順調に成長すれば、大きな障害にはならないと思います。
というわけで、現在我が家のベランダで頑張っているひょうたんの苗は合計8つになりました!(写真⑤)
2週間ほど早く発芽したユーホーたちは、本葉2枚目が出かかっています(写真⑥)。4月下旬は、天気が悪く気温の低い日が多かったためか、去年に比べると成長は遅め。定植の時期もいつもより少し遅くなりそうな予感です。
いっぽう、ピンクのストローで印をつけた大瓢のタネはまだ一つも発芽しません。室内に置いたぬくぬくのヒーターの上で、ずーっと眠り続けています。(写真⑦)
大瓢の発芽をみなさんに報告できる日は来るのかな?
(1313日目∞ 5月7日)