ユーホーの発芽率は85パーセント!
by 丸黄うりほ

①「タキイのたねまき培土」に水を混ぜ込みます

②直径9センチのビニールポットに鉢底石1つ

③根の出たタネを置いて覆土します

④再びヒーターの上に置き、濡れ布巾を被せて数日

⑤ついに、芽がでました!

⑥芽がでたらすぐに簡易温室に入れて屋外へ!

⑦陽の光を浴びて、緑色になりました

⑧4月22日。ユーホー6苗が双葉になり始めました!
4月16日の「ひょうたん日記」で栽培スタートを報告した我が家のひょうたん。きょうは、その後についておしらせします!(イベントや街で出会ったひょうたんなど、書きたいことが多すぎて2週間ぶりになってしまいました)
さて。ヒーターを使ってまったく同じ条件で温め始めた、3種類のひょうたんのタネ。大瓢、十成、ユーホーのうち、最初に根を出したのはユーホーのタネ2粒でした。さらに、その翌日と4日後にもユーホーが根を出し、一週間のうちに7粒のうち6粒が発芽しました。ユーホーの発芽率は85パーセント!これは非常に優秀です!
白い根が出てきたタネは、さっそくビニールポットにまくことにしました。写真①〜④は、すべて4月15日に撮影したものです。
まず用意したのは、「タキイのたねまき培土」。バケツに土を入れ、土2リットルに対してカップ半分の水(土に対して約1/20程度の水)を注いで、シャベルでよーく混ぜます。混ぜることで空気をたっぷりと含ませて、ふわふわの土にすることがコツだと袋に書いてありました(写真①)。
直径9センチのビニールポットに、1個だけ鉢底石を入れます。さらに、その上から①の土をシャベルに軽く一杯入れます。指で押さえずに、トントンとポットを振って土を落ち着かせつつ、ポットの線から1センチほど下まで入れました(写真②)。
その上に根が出てきたタネを置いて、軽く押さえます(写真③)。さらにタネに1センチほどの覆土をかぶせます。
ポットをカゴに入れて再びヒーターの上に戻し、濡れ布巾をかぶせ、霧吹きで水をやりつつ数日……(写真④)。
……3日後、ポットの一つから芽が出てきました!(写真⑤)
さあ、ここからは大急ぎです。このまま室内に置いておくと、あっというまに芽がモヤシのように伸びてしまう。
とはいえ、外はまだ気温が低いので、発泡スチロールの箱を用意。そのなかに芽が出たポットと温度計を入れ、細かい空気穴のあいたビニールをかぶせて洗濯ハサミでとめ、簡易温室を作りました(写真⑥)。
日光の当たる場所に置いてやると、その翌日には完全に土から顔を出し、少しずつ緑色になってきました!かわいい!本当にかわいい!(写真⑦)
後から発芽してきたタネも同じようにビニールポットにまき、同じお世話をしてやって6鉢揃った4月22日のようすが写真⑧です。
よく見てください。写真右奥のポットは殻被り。ひょうたんは殻を被ったまま発芽するものも多く、こういうのを見ると外してやりたい気持ちがむくむくと湧き起こってくるのですが、強く引っ張ると傷つけてしまう。人間は、ひょうたん自身の力を信じて、エールを送るしかないのです。
(1311日目∞ 4月30日 )