言い訳のような屁理屈を頭の中で唱えております。

by 奥田亮

苗ポット

去年のひょうたんの蔓

細かく千切って蔓チップに

今年はここに植えます

先週ようやくひょうたんのタネまきをしました。苗ポットを用意し、土を入れてタネを2粒ずつ入れていきます。タネは去年収穫した実から採取したもの。問題は、何のタネなのかわからなくなってしまっていることと、袋に入れてそのまま外の日陰に放置していたこと。果たして発芽するのかどうか。

ひょうたんの在庫も増えて来ているし、中でも3月にご紹介したアメリカ瓢(ロングハンドルディッパー)が何個かあって、とりあえずそれで楽器を作る計画はしているので、そんなにたくさんのひょうたんが必要というわけではないのですが、まあ、栽培は栽培で味わおうという感じ。

まいたのは去年の記憶とタネの形から、千成、百成、大寿の3種類のはずですが、定かではありません。発芽して葉っぱの大きさを見れば大方わかるとは思いますが、最終的に実が成るまではわからないかもしれません。まあ、それも一興ですし、むしろその方がひょうたん的ではないか、などと言い訳のような屁理屈を頭の中で唱えております。

そろそろ連作障害も気になるし、今年はひょうたんを栽培する場所を変えてみることにしました。去年キュウリを植えていたところにひょうたんを、ひょうたんを植えていたところにキュウリを植えてみようと思います。特に理由はないのですが、同じウリ科同士、入れ替えてみようというぐらいのことで。

さて、落ち葉をためてあるところに、去年のひょうたんの蔓を積み上げてあります。蔓は長くて妙に強くてかさばり、扱いにくく、焼却ゴミとして出すのもなんだかアレだなあと、とりあえず落ち葉と一緒に積んでおいたのでした。半年以上、野ざらしにしていたら水分が飛んでパリパリになっていたので、細かく千切って蔓チップにすることにしました。これなら土に混ぜ込むと、きっといい感じに分解されて微生物のエサになるのではないかと思ったのでした。

この蔓チップは、さっそく今年のひょうたんの栽培場所にまきました。ひょうたんの蔓でひょうたんを育てる。なかなかいいではないですか。でれろん。

(1307日目∞ 4月21日)