第3のひょうたんユニット「ヒョータニストPPK」始動!
by 丸黄うりほ

①2024年に結成した「ヒョータニスト・パーティ」

②「ヒョータニストPPK」初舞台のフライヤー

③瓢箪山の古民家スペース「存在」にてファースト・コンタクト

④丸黄うりほソロ「オール電化ひょうたん」@「technogaoka 16」

⑤「オール電化ひょうたん」@「難波ベアーズ」(撮影:①塚村編集長、③Yuineさん、④Waka Tanuさん、⑤Aさん)
「ひょうたんをタネから育て、その実から楽器(というか、音の鳴るもの)を作り、演奏する楽団」を始めて、もう20年ほどになります。
最初は、「でれろん暮らし」でおなじみ奥田亮さん(当時は奥田扇久と名乗っておられました)が率いる「ひょうたんオーケストラプロジェクト21(HOP21)」のメンバーとして活動を始めました。続いてHOP21の活動中に意気投合した3人で、「ひょうたんマジックオーケストラ(HMO)」という、自作ひょうたん楽器でテクノポップをカバーするバンドを組みましたが、1〜2年ほどで解散。
その次には「ヒョウタン総合研究所」という3人〜5人組ユニットを組みました。森川訓恵さんと丸黄うりほ以外のメンバーは何度か入れ替わったものの、その名義で約10年間ほど活動を続けました。同時期に、ルーパーを手に入れ、丸黄うりほのソロユニット「オール電化ひょうたん」をスタートさせました。
「ヒョウタン総合研究所」は2023年で活動休止しましたが、かわって2024年4月にスタートしたのが、「ヒョータニスト・パーティ」です。
当初のメンバーはフェイ・ターンさん、杉浦こずえさん、コンさん、丸黄うりほの4人。全員がこの「ひょうたん日記」でもおなじみの、ヒョータニスト。ひょうたんを栽培し、その実から楽器を作って演奏する愛好家です。6月には奥田亮さんと森川訓恵さんにも参加していただけることになり、6人組になりました。
そして、2025年4月。そのなかから第3のユニットが誕生しました。
その名も「ヒョータニストPPK」と申します。どうぞお見知り置きくださいませ!
「ヒョータニストPPK」は、正式名称「ヒョータニスト・パーティ・パフォーマンス・こずえ」といいます。そう、「こずえ」という名前が入っているので、もうわかりましたよね? 新ユニットは、杉浦こずえさんが主役。お得意の爆音ノイズをたっぷりとフィーチャーし、芝居、ダンス、その他名付けようのない表現を盛り込んだ、ひょうたんパフォーマンスを目指します。音楽演奏メインの「ヒョータニスト・パーティ」とは異なるアプローチをしていこうというのがその狙いです。
先週末の4月6日には、東大阪市の瓢箪山にある「存在」という古民家スペースで、初めてのイベントを開催しました。題して「宇宙植物ひょうたん ファースト・コンタクト!」。
当日は子どもさんからお年寄りまで、予想以上にたくさんの人に来ていただくことができ、小さなスペースは満員になりました。今回はお芝居仕立ての演出を試みたのですが、杉浦こずえさんの熱演が大いにウケました。集まってくださったみなさん、会場「存在」のスタッフのみなさん、本当にありがとうございました!
なお、「ヒョータニスト・パーティ」のほうも、今年は2月2日、大阪・本町「マルコノスタルジ」に呼んでいただいたのを皮切りに、5月4日には桜川「environment 0g」、6月12日・13日には全日本愛瓢会福井県大会、さらに6月14日には北浜「チャクラ」でのライブ演奏会が決まっています。
ソロの「オール電化ひょうたん」も、2月と3月に1回ずつ、4月はなんと3回もライブをさせてもらうことになり、ひょうたん音楽を多くの人に聴いていただく機会が増えてきました。
ここまで続けてこられたのは、聴いてくださる方々、懐の深いイベント主催や会場のみなさん、そしてヒョータニストであるメンバーのみなさんのおかげです。これからも、3つのひょうたんユニット「ヒョータニスト・パーティ」、「ヒョータニストPPK」、「オール電化ひょうたん」を、どうぞ、どうぞ、よろしくお願いいたします!
(1303日目∞ 4月10日)
※次回1304日目は奥田亮「でれろん暮らし」4月14日(月)にアップ。
1305日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、4月16日(水)にアップします。