古道具と器のセレクトショップ「ひさご」
by 丸黄うりほ

①天神橋筋1丁目商店街に面したビルの2階にあります

②その名も「ひさご」。扉を開くとご覧の通り!

③古い器や道具類がいっぱい

④塗りものもたくさんありますね

⑤ひょうたん型をした織部を発見!

⑥原田治さんバージョンのレアなひょうちゃん

⑦本物のひょうたんもさりげなく置いてありました

⑧店内ポスターなどのビジュアルもひょうたん

⑨丸黄が連れて帰ったのは、16ひょうたんの小皿
2024年ヒョータニストの一人、たみさんから、昨年10月にこんなメールをもらいました。
「天神橋筋1丁目商店街に面したビルに『ひさご』という古道具や器を扱うお店ができています。営業日は不定期ですが、開いているときにのぞいてみたら、ひょうたん型の器もありましたよ」
たみさんがメールにリンクを貼ってくださったお店のInstagramを見ると、とても素敵な古い器の写真がたくさんアップされていました。さらにスクロールしていくと、以前「ひょうたん日記」(2022年11月25日)で紹介した、炭火焼きと知覧鶏のお店「ひさご酒店」の暖簾の写真が……。
私は「ひさご酒店」にうかがった時に、料理を盛り付けた器がとてもきれいなのに感激して、ご主人にお話をきいてみました。すると、古い器の収集が奥さんの趣味であること。また、奥さんのほうがひょうたん好きだとおっしゃっていたのを思い出しました。
Instagramの昨年1月の書き込みには「この場所での最後の営業」と書かれていて、場所を移転して、新たに古道具のお店を構えられたことがわかりました。これは近いうちに行かねば……と思いつつ、なかなかうかがえなかったのは、たみさんもおっしゃっているように営業日が不定期だから。買い付けや骨董市などのイベント出店のため、月に数日しか店舗を開いておられないようなのです。
先月の営業日はたった3日間でしたが、この日を逃してはなるまいとチェックしていました。というわけで、今回ようやくお店にうかがうことができたのです!
お店があるのは、写真①のビルの2階でした。看板などは出ていないので、うっかり通り過ぎてしまいそうですが、「豆香」というコーヒー店の上だと覚えておけば間違いないと思います。
急な階段を上がり、一見すると事務所のようにも見える扉を開くと……。
所狭しと並ぶ、大量の器!(写真②)
陶器、磁器のほか、塗りもの、ガラス製品もありましたが、高価な骨董品というよりも、少し前の時代を生きた人々が普段づかいやおもてなしに使ってたような器が多い。これなら私にも買えそう……という価格設定のものが中心です。印判、染付のレトロな模様はユニークで、面白いものが多くて楽しい。(写真③④)
ひょうたん型やひょうたん模様の器も何種類か見つかりました(写真⑤)。どれも魅力的で、どれを自宅に連れて行ってやろうかと自分の中で葛藤が……!
アンティークに混じって、崎陽軒のひょうちゃんの醤油入れや、本物のひょうたんも発見(写真⑥⑦)。さらには壁に貼られた「古モノ買取いたします」と書かれたポスターもひょうたん=ひさご型です(写真⑧)。店主の西田知子さんが、本当にひょうたん好きなのだということが伝わってきて、私はますますうれしくなりました。
お店にはひっきりなしにお客様が入ってこられ、どなたもとても楽しそうに器を選び、アンティークの面白さについて西田さんと話しておられました。ここは古道具好きの新たな集いの場になりつつあるのだなとも感じました。
私は迷った末、写真⑨の小皿を2枚いただくことに。数えてみると16ひょうたん柄、蔓や葉や花も描かれたとても凝ったひょうたん柄です。何を盛り付けようかなぁ。こんな器があると、日々の食事がぐっと楽しくなりますね。
(1300日目∞ 4月3日)
※次回1301日目は奥田亮「でれろん暮らし」4月7日(月)にアップ。
1302日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、4月9日(水)にアップします。