古葉カットはこの時期大切なお手入れ!
by 丸黄うりほ
10月だというのに、ひょうたんウェスパシアヌスの花の季節はまだ続いています。あいかわらず雄花ばかりですが、毎日1つか2つ、多い日で3つくらい。雌花がまったく咲いていないので受粉作業をする必要がなくてラクだけど、なんだかもったいないです。
また、週に1度殺菌剤ベンレートと活力剤メネデールを、週替わりでハイポネックス普通タイプと開花促進を交互に与え続けていますが、これもローテーション化してきた感じ。
今の時期、いちばんマメにやらなければならないのは古葉のカットです。自然に老化してきて黄色くなってきた葉もありますし、ただいま猛威をふるっているうどんこ病に冒され、真っ白になってしまった葉もあります。そして、アブラムシだらけの葉も。
アブラムシは、ゴマより小さい粒状の虫で、ゴマと同じく黒ゴマみたいなやつと白ゴマみたいなやつがいます。アブラムシが出てもひょうたんが致命的になることはまずありませんが、出てくるときは必ず集団で出てきますし、なにしろ見た目が気持ち悪いです。
そして、見た目以上に気持ち悪いのは、こいつらが繁殖すると葉がベタベタになること。だからアブラムシという名前なんでしょうが、このベタベタの正体はこいつらの排泄物。甘露と呼ばれているらしい。ぎゃー気持ち悪い。
しかも、甘露は他の虫にとっておいしいものらしく、アブラムシが増えるとアリやカイガラムシやその他よくわからない虫がどんどん増えてくるのです。
というわけで、この時期はせっせと葉のカットをする必要があります。そのままほったらかしておくと、病気の蔓延、虫の大量発生を招くだけで、健康な緑色の葉や、せっかく咲いている花にとって良いことは何もありません。
今日はスーパーのレジ袋2つ分の葉をカットしました。一度にあまりたくさん葉をカットするのは植物にとってよくないのは知っているのですが、のんびりしていると追いつかない。しばらくはこれが毎日の仕事です。