縁起の良い令和7年の年賀切手
by 丸黄うりほ

①来年はどの品種を育てようかな?

②ひょうたんにしろへびの年賀切手を発見!

③1シート衝動買いしました

④郵便局のリーフレット今からでも遅くない! ひょうたん好きは郵便局へgo!詳しくはこちら
「年賀状じまい」が流行語になる昨今。10月に郵便料金が大幅引き上げになり、私も近年はどんどんやり取りをさせていただく枚数が減ってきて、今年は正直どうしようかなと思っていました。
ですから、その日郵便局にやってきたのも年賀はがきを買うためではなく、振込のためでした。全日本愛瓢会の、ひょうたんのタネ有償配布の申し込み締め切り日が12月末日なのです。
配布していただける20品種はどれも魅力的。その中からたった3品種に絞り込むのはとても難しい。悩んだ末、今年はわりと大きめの正統派ひょうたんを狙うことに決めました。「大瓢」、「中瓢(十成)」、「ユーホー」の3種です。(写真①)
ATMからの振込をすませて、少しほっとしながら郵便窓口のほうをみると、令和7年の年賀はがきや年賀切手が展示されていました。年賀はがきには、干支のへびや富士山が印刷された定番もののほか、ディズニーや大阪万博ミャクミャクのデザイン、寄付金付きのものもありました。
いつもは迷わずインクジェット用のシンプルな無地はがきを買うのですが……。
……そのとき私のひょうたんアイが、「がーがー!! ぴーぴー!!」とけたたましい音を立て始めたのです!
なんと!4種類ある年賀郵便切手のなかに……ひょうたんが!?
近づいてよーくみると、白いへびが金色のひょうたんに巻きついているデザイン切手があるではないですか!
それは正式名称「令和7年寄付金付お年玉付年賀85円郵便切手(のり式)」という商品で、1枚につき3円の寄付金込みで売価88円。なかなかしっかりした値段ではありましたが、私は1シート(20枚)を衝動的に買ってしまいました。さらに、切手だけだと送れないということに気がついて、文房具店にも立ち寄ってポストカード用紙も買いました。
微妙な贅沢品だなという気もしましたが、お正月だし、このくらいはいいのではないの。なによりも、ひょうたんにしろへびですよ。こんなめでたいデザインはめったにありません。
お世話になったあの方に。大好きなあの方に。ひょうたんのおかげでご縁をいただいたあの方に。お一人おひとりの笑顔を思い浮かべ、その方の来年の幸せを祈りつつ、縁起物のひょうたんをお送りしよう。やはり、私にとって年賀状の習慣はそんなに簡単にやめられるものではないようです。
さて、今年の「ひょうたん日記」は、今日で最後になります。来年も「ひょうたん日記」をどうぞよろしくお願いいたします。
みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。
(1265日目∞ 12月26日)
※1月1日と2日の「ひょうたん日記」はお休みをいだたきます。次回1266日目は奥田亮「でれろん暮らし」1月6日(月)にアップ。1267日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」1月8日(水)にアップします。