雌花がいないのは栄養不足のせい?
by 丸黄うりほ
昨日に引き続き、黄色くなってきた葉や、うどんこ病で真っ白になった葉を大量にカットしました。あまり一度に葉を切るのは根を痛めるのでよくないらしいのですが、とにかく汚い葉が目立ちます。
そして、きょうも雄花が4つか5つ咲きました。雌花の開花はなし。受粉はできそうにありません。
ですが、蔓をよく観察していると雌花のつぼみが見つかりました。
そのつぼみ。まだかたくて小さいのに、ひょうたん型をした子房の部分も、白いはずの花びらも、薄い黄色になってしまっていました。本来なら全体が緑色をしていて、花びらだけが白くなってくるはずなのです。このつぼみは、花になる前につぼみの状態のままで命が尽きてしまったのです。
この状態は、蔓全体にパワーが不足しているということを意味しています。つまり、栄養不足。そういえば、ハイポネックスは週に一度の割合で与えていましたが、9月に入ってから一度も固形肥料を与えていませんでした。黄色い葉が急に増えたのも、老化だけではなく栄養不足だったのかもしれません。
ということで、久しぶりに油かすと、リンカリ肥料をしっかりと与えました。思えば、今年のひょうたん栽培は病気対策が先行して、いつもほど肥料を与えていなかったなと思います。私は、普段はやりすぎなほど肥料を与えてしまう悪い癖があるのですが、今年は意識的に、かなりセーブしました。逆に、ちょっとセーブしすぎていたのかもしれません。
肥料は匙(さじ)加減がほんとうに難しいです。これで雌花にも栄養がいきわたって、雄花と同じ日に咲き揃う日が来ればいいのですが。