金のひょうたん輝く! 瓢箪山チャンスセンター

by 丸黄うりほ

①近鉄瓢箪山駅。駅前広場の案内ボード

②駅前の噴水の形もひょうたんです

③神田町にある宝くじ売り場「瓢箪山チャンスセンター」

④ぴかぴか輝く、金色の大ひょうたん!

⑤ひょうたんから駒ならぬ、羽のある馬・ペガサス

⑥億万長者がこの売り場で誕生!

⑦「幸運の女神くじ」を3枚だけ買いました

⑧瓢箪山稲荷神社と「瓢箪山チャンスセンター」のコラボスタンプ

⑨帰り道にもひょうたん物件発見

⑩これは違う?ひょうたんアイの誤動作か……

昨日は東大阪市の瓢箪山稲荷神社で実り始めたひょうたんの話題をお届けしましたが、本日はその続きです。

瓢箪山という町は、稲荷の参道を中心に古くから栄えた門前町。町の人々の信仰心も厚く、いたるところにひょうたん型のモニュメントやオブジェがあり、町をあげての「ひょうたん推し」でもあります。

たとえば、近鉄瓢箪山駅の2階改札を出て地上に降りると、広場の案内ボードがいきなりこれ(写真①)ですし、その前にある噴水の形がこれ(写真②)です。そのほか、豊臣秀吉の馬印である千成ひょうたんのモニュメントもあるし、車止めもひょうたん型だし、商店街の入り口にもひょうたんネオンがまたたき、時刻を知らせる時計台もひょうたん型で「ひさごっち」という名前がついている。町のマスコットも「ひょうたくん」……。

しかし、駅から少し離れた道路沿いにある宝くじ売り場「瓢箪山チャンスセンター」の存在に私が気が付いたのは、今年の6月6日の朝でした。全日本愛瓢会の愛知県大会に向かうために、瓢箪山駅でフェイ・ターンさんの自家用車に乗せてもらって、走り出した後だったのです。

近鉄電車の線路沿いの道と170号線の交差点、スーパー万代の駐車場の端にその売り場はありました。

なんと、売り場の外壁に金のひょうたんがきらめいている?私がわーわー騒いでいると、地元民のフェイさんはクールに「とにかくこの町はなんでもひょうたんなんですよ」と一言。本当になんでもひょうたんなんですね!

……というわけで、お参りの後に立ち寄ってきました。

写真③が「神田町」の交差点です。写真④が売り場の東側で、金色にぴかぴか光る、巨大ひょうたんが全面に描かれています。よく見ると、「宝くじ」という文字も赤いひょうたんに囲まれていますね。

写真⑤は、売り場の北側。羽のある馬・ペガサスとひょうたんの絵。なるほど、「ひょうたんから駒」ならぬ、「ひょうたんからペガサス」というわけですか!……しかし、サマージャンボのシールをもう少し上に貼ればひょうたん型がもっとくっきりするのに……と思ったり。

写真⑥は西側です。「1億1千万円」という文字圧がすごい。この売り場から億万長者が誕生したんですね。うらやましいなぁ。こちら側にも赤いひょうたんに「宝くじ」の文字が。

そして、写真⑦が売り場の正面です。ここにも赤ひょうたん。そして「瓢箪山チャンスセンター」の文字が読めます。売り場の女性が、「幸運の女神くじ、まもなく終了。残り福いかがですか?」と声をかけてこられました。

私はくじ運がないことを自覚しているので普段は宝くじを買ったりしないんですが、お賽銭のつもりで3枚だけ買うことにしました。1枚200円、3枚で600円です。

売り場の台をふと見ると瓢箪山稲荷神社と「瓢箪山チャンスセンター」のコラボスタンプがありました(写真⑧)。可愛い!レシートの裏に押して、幸運を祈ることにしました。

「瓢箪山チャンスセンター」を後にして駅の方面に向かうと、途中でまたまたひょうたん物件を発見。有料老人ホーム「わかくさ神田」の看板もひょうたん(写真⑨)。さらに駅構内にあるファミリーマートの赤い「K」マークも?……と思いましたが、これはひょうたんアイの誤動作、目の錯覚かもしれません(写真⑩)。

……と、思ってたら、本当に目の錯覚が?

偶然通りかかったフェイ・ターンさんと駅のエスカレーターで鉢合わせ。「いや、なんかすごい!」と、またまた二人で大騒ぎ。

この調子で宝くじも当たってればいいな……と、当選発表を待つこと数日。

なんと当たってました!5等200円、下一桁「8」が1枚(笑)。ひょうたん型の「8」ですね。ひょうたんの神様、ありがとうございます!

(1203日目∞ 7月18日)

追記:今日は瓢箪山稲荷神社の夏まつり。盆踊り盛り上がってるかな?

 

※次回1204日目は奥田亮「でれろん暮らし」7月22日(月)にアップ。

1205日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、7月24日(水)にアップします。