全日本愛瓢会・愛知県知立市大会レポ(その1)

by 丸黄うりほ

①会場の知立市文化会館(パティオ池鯉鮒)

②沿道に「全日本ひょうたん展」のノボリ(撮影:コンさん)

③大会開始のテープカットです

④正面入口には、3.7メートルもの長ひょうたんが

⑤ヒョータニスト・パーティに楽屋を用意してくださいました

⑥お弁当にもひょうたんが!

⑦念入りにセッティングする、6ヒョータニスト(撮影:塚村)

⑧衣装に着替えてどきどきしながら本番待ち!(撮影:塚村)

先週6月6日の朝、私は午前3時に起きて5時すぎの始発に乗り、東大阪市の近鉄瓢箪山駅で降りました。6時に駅前でフェイ・ターンさんの自家用車に乗せてもらい、重くてかさばる荷物……いろいろなひょうたん楽器や、演奏に使うための機材を詰め込んで、いざ出発。

車で約3時間かけて2人が着いたのは、愛知県の「知立市文化会館(パティオ池鯉鮒)」でした。

文化会館周辺の道路には、見覚えのある赤いノボリがたくさん立っていました。「全日本ひょうたん展」という文字が読み取れます(写真①②)。そうです、今年はここ、愛知県知立市で「第49回全日本愛瓢会総会・展示会・懇親会」が行われるのです。

車を駐車場に駐めてパティオに入ると、すでに開会式が始まっていました。全日本愛瓢会の井村裕治会長や、愛知県大会の実行委員のみなさんが、まさにテープカットをされているところです。(写真③)

「ヒョータニスト・パーティ」のメンバーも、全員がそれぞれの自家用車などに乗って現地に集まってきました。さらに「花形文化通信」の塚村編集長も到着。

建物の周囲には警備のために配属された警察官もたくさん。否が応でも緊張感が高まります。

「知立市文化会館」の入口には3.7メートルもの長ひょうたんが展示されていました。その横には、シャチホコに囲まれた大ひょうたんや、知立市マスコットのちりゅっぴもいました。また、知立神社の山車の前にもひょうたんが飾られていて、それだけでも普段なら大興奮なのですが、この日の私たちは大役を任されて、もうそれどころではありません。(写真④)

写真⑤をご覧ください!「全日本愛瓢会」と知立市のスタッフのみなさんが、私たち「ヒョータニスト・パーティ」のためにリハーサル室(楽屋)を用意してくださったのです。楽屋には可愛いお弁当も届きました。愛知県らしく味噌カツを中心にしたメニューに、ひょうたん型に抜いたごはんや、野菜も入っています。まさにひょうたん尽くし。(写真⑥)

「ヒョータニスト・パーティ」は、今年4月に和歌山県串本町で初ライブを行いました。その様子は4月24日そして25日の「ひょうたん日記」に書きましたので覚えてくださっている方もいらっしゃるかと思います。

その後、なんと「全日本愛瓢会・愛知県知立市大会」でも演奏させていただくことが決まり、和歌山の時のフェイ・ターンさん、杉浦こずえさん、コンさん、私の4名に加えて、「ヒョウタン総合研究所」のメンバーとして長く一緒に活動をしてきたモリカワさんと、「でれろん暮らし」でおなじみ信州の奥田亮さんにも協力をお願いして、6名でこの日の準備をしてきたのです。

6名のヒョータニスト!

六瓢箪みたいでなんだか縁起がいい感じ。リハーサル室にざっと荷物をおいて、ラッキーひょうたん6名がいそいそと向かったのは、2階にあるワークショップ室でありました。

メンバーは、ここで念入りにセッティングとリハーサルを行いました(写真⑦)。再びリハーサル室に戻った私たちは、色とりどりの6レンジャーのような、魔法使いのような衣装に着替えて、スタッフの方からお呼びがかかるのを、どきどきしながら待ちました……。(写真⑧)

(1188日目∞ 6月12日)

*明日に続きます。