ベランダからすべてのひょうたん苗が旅立ちました

by 丸黄うりほ

①最後まで我が家のベランダに残っていた4苗

②吹田市のコンさんにもらわれた、かど瓢「かどコン」

③東大阪市のKFさんにもらわれた、かど瓢「甚五郎」

④吹田市のイハリコさん宅。広々としたひょうたんスペース

⑤千成ひょうたんは「千吉」という名前をもらいました

⑥かど瓢は「かど恵」

⑦縮緬いぼ瓢は「いぼ之」と命名されました

⑧東大阪市・瓢箪山のかよさん宅でも、かど瓢が元気に育っています

ゴールデンウィーク半ばから休み明けにかけて、次々にもらわれていった我が家のひょうたん苗。しかし、芽を出すのが遅かったいくつかの苗は、定植できるサイズになるまで、引き取り手のみなさんにもうしばらく待ってもらうことになりました。

写真①をご覧ください。この4苗が最後までベランダに残っていた苗たちです。

右下に写っているのは縮緬いぼ瓢で、大阪市のしまじろうさんに5月21日に引き取っていただきました。そして、左下のかど瓢は、杉浦こずえさんの大阪市のマンションに。右上のかど瓢は、コンさんの吹田市のマンションに、それぞれ22日に引き取られました。

写真②は、コンさんの定植のようすです。「かどコン」という名前をもらいました。コンさんのひょうたんは昨年は実をつけることができませんでしたが、今年はうまくいくといいですね。写真をみると鉢がちょっと小さいようなので、できればもう少し大きめのプランターに植え替えてやってもらえたらと思います。

最後に残った写真①左上のかど瓢は、東大阪市のKFさんに、24日にもらわれていきました。写真③が、その定植のようすです。石灰、化成肥料、油かす、オルトラン、ベンレートを施し、鉢の後ろにある階段の手すりを利用してネットを張って這わせて育てる計画だとか。毎年、我が家のひょうたん苗を引き取ってくださり、うまく育ててくださっているKFさん。今年は歌舞伎の『京人形』にちなんで、苗を「甚五郎」と名付けてくださいました。

「かどコン」も「甚五郎」も大きくなあれ!

ところで、一足早く5月上旬にもらわれていった苗たちはどうしているでしょうか?写真④〜⑦は、吹田市のイハリコさん宅の様子です。たっぷりと間隔をとって、広々としたひょうたんスペースを設けてくださいました。

写真⑤は、千成ひょうたんです。「千吉」というお名前をいただいたよう。蔓がいい感じに伸びています。この写真をもらってからもう10日たっていますので、今はもっと大きくなっていることでしょう。写真⑥はかど瓢の「かど恵」で、写真⑦は縮緬いぼ瓢の「いぼ之」です。3苗ともいい名前をつけていただきました。

イハリコさんは、さらに市販の大ひょうたん(百成)のタネも追加でまき、「百太朗」と名付けて栽培を始められたそうです。お庭が賑やかになりそうですね。ひょうたん兄弟たち、そろって仲良く大きくなりますように!

最後に、写真⑧は東大阪市・瓢箪山のかよさんに24日にいただいた、栽培中のかど瓢の写真です。「うどんこ病っぽい白いものが葉にみえたけど、薬をスプレーしたら消えました」とのこと。写真をみるかぎりではつやつやとした美しい葉っぱで、とても良い状態に見えます。

イハリコさんも、かよさんもひょうたん栽培2年目。おふたりとも初心者だった去年も本当に上手に育てて、たくさんの実をならせてくださったので、今年もきっとうまくいくことでしょう。これからの成長に期待しています!

(1182日目∞ 5月29日)