葉の細かい白い斑点の原因がわかった!

by 丸黄うりほ

▲なぜかベランダの内側の葉にだけ、細かい白い斑点が発生。

 

栽培中のひょうたんウェスパシアヌスの葉の異常。先週は、急に葉が黄色くなってきたことを書きました。やはり、これは老化ではなくて蔓割れ病の初期症状だったようで、殺菌剤ベンレートと、活性剤メネデール、液肥ハイポネックス(普通タイプ)の合わせ技で少しずつ治ってきました。

しかし、今週はまた別の異常が発生。それは、写真のような細かい白い斑点が大量に出てきたことなのです。観察してみると、なぜかベランダの内側の葉にだけ発生しています。これはいったいどういうことなのでしょうか?

最初は直射日光が原因かと思いました。蔓割れ病が出て瀕死状態になったときには、あきらかに太陽の影響で葉がモザイク状に黄色くなったので、それと似ているなと思ったのです。ただし、そのときはベランダの外側の葉のほうに症状が強く出ました。なので、今回はそれとは違う感じがします。

外側の葉には雨水が当たったり、強い風が当たったりしますが、内側の葉にはそれがありません。外側の葉は雨によってクールダウンしているからだろうか?それとも内側の葉の風通しが悪いせいだろうか?

決定的な原因がわからず、ずっともやもやしていたのですが。週末の朝早く、葉をじっとみていてついに原因をつきとめました!

ほんとに、目をこらさないと見えないほど小さな虫、砂つぶよりも小さい、ほんの少し赤みかがった黒っぽい虫が、葉の上に点々とのっていたのです。

おそらく、これはハダニです。

内側の葉だけに発生したのは、外側の葉のように雨が当たったり、風が吹いたり、直射日光が当たったりしないからでしょう。心地よくて天敵のいないベランダ内で、ハダニがほくほくと増殖したのに違いありません。

私は、ハダニにも効くと書いてある「ベニカ EX スプレー」を葉にまんべんなくまきました。そういえば、例年はうどんこ病が強く出るので、このスプレーをもっと頻繁にまいていたのですが、今年はうどんこ病が比較的ましだったのでまいていなかったのです。

まったくつぎつぎと。ひょうたんの敵っていっぱいいますね。