波佐見焼のひょうたん豆皿を購入しました♡
by 丸黄うりほ
出会いって、いつやってくるか、わかりませんね。先日、お仕事でうかがった素敵な雑貨店「アンジェ ラヴィサント」さんで、かわいいひょうたんの豆皿に出会ってしまいました。
もう、完全に一目惚れです。店頭に残っていた3枚を買い占めまして、自宅へ連れて帰りました。
何が気に入ったといって、このひょうたんの形です。写真①は上から見たところ。大きさはタテ9センチ。口部から上のふくらみにかけての線、くびれの曲線も良いんですが、なんといっても素晴らしいのはお尻の凹みです。写真②でクローズアップしてみた、この部分です。
ひょうたん型を描く、または作ろうとする時に、すでに知っている(と思い込んでいる)脳内のイメージだけで描いてしまう人は、たいていこの部分を丸く描きがちなんですよね。
しかし、実際のひょうたんを横から観察してみると、ここに凹みがあるのがスタンダードです。たまに凹みがなく丸い個体もありますが、この凹みがあるために口部を上にした状態で、座布団などの上に置くことができるのです。
そういう点までちゃんと「わかっている」デザインって、ありそうでなかなかない。このお皿をデザインした方は、ひょうたんを知ってらっしゃるな……としみじみしました。
ところで、この商品。店頭のプライスカードには「東屋 土灰豆皿」と書かれていました。裏返してみると、「白岳窯」という文字が読み取れます。(写真③)
ネットで調べてみると、「東屋」は国内の手工業者と協働して日用品を制作している東京都の会社のよう。「白岳窯」は長崎県の波佐見焼の窯元のようです。
この豆皿には、ひょうたんの他に梅、菊、桃、ひまわり、木瓜、扇の形をした豆皿もあるらしい。また、同じ豆皿に模様の入ったバージョンもネットショップで販売されているのを見かけました。
私が買い求めたひょうたんの豆皿は、釉薬に土灰を使用。灰に含まれている鉄分によってうっすらと青緑色に見えるのが特徴だそうです。繊細な色味なので、写真にうまく撮れていませんが……。
せっかく三枚買ったので、いろんな形に置いて記念撮影してみました。「三つそろえば、三瓢子」、こんなふうに置いても(写真④)、こんなふうに置いても(写真⑤)、かわいい。かわいい。
何か入れてみたくなったので、お菓子をのせてみました(写真⑥)。漬物とか、果物を入れても良さそうですし、醤油や辛子を入れても良さそう。かわいい。かわいい。かわいい!!
うれしすぎて「かわいい」以外の語彙がなくなったうりほでした……。
(1114日目∞ 12月7日)