ヤマミーさんの二期作ひょうたん、花が咲きました!
by 丸黄うりほ
10月20日の「ひょうたん日記」で、和泉市のヒョータニスト、ヤマミーさんが「ひょうたんの二期作」に挑戦中だということを書きました。
今年の春にタネをまいて育て、8月に収穫した千成ひょうたんの実。そのこぼれダネから発芽した双葉を、再びプランターに定植してみたら、なんと元気に成長しているというのです。
しかし、ひょうたんは寒いのが苦手、基本的にあたたかいのが好きな植物ですから、これからの気温低下に耐えられるかどうかが今後の成長のカギだと思ってました。というわけで、どうなるかずっと気にしていたのですが……。
なんと、ついに二期作ひょうたんの雄花と雌花が同じ日に開花したというお知らせをもらいました! もしかしたら、ここ数日の秋とは思えないほどのあたたかさが、ひょうたんには幸いしたのかもしれません!
写真①②をご覧ください。プランターに植えた二つの株から、4つ開花しています。写真②の花びらの大きい方が雄花で、小さい方が雌花です。写真①の上の方にぶらさがっている実は、この二期作ひょうたんのタネをとったひょうたんの、8月以降に授粉してできた実です。
前年の実からとったタネではなく、同じ年の実からとったタネをまいて秋に花が咲いた……というのは、ありそうでなかなかないことなのです。ひょうたんの二期作など私は今まできいたこともありません。しかし、日本では珍しくても、熱帯など一年中あたたかい地域では普通にあることなのかもしれません。日本でも温室で育てれば可能なのかもしれないですね。
授粉した雌花は、果たして無事に実になれるかどうか?ヤマミーさんの二期作、今後の成長も楽しみにしています!
ヤマミーさんは今年、千成ひょうたんのほかに百成ひょうたんと、オオナガユウガオの栽培もされていました。そのうちオオナガユウガオの収穫を行い、栽培を終了したというお知らせも、二期作開花の知らせと同時にいただきました。
写真③④⑤をご覧ください。こちらが今回ヤマミーさんが収穫されたオオナガユウガオの実です。
少しカーブを描く、ふんわりした形がどれもとても素敵ですね!
いちばん大きな実(④)は、64.5センチもあるそうです。これだけ大きいとどうやって水につけるのか悩みますね。ヤマミーさんは大型のベランダボックスを利用することにしたそうです。また、小さめの実(⑤)のうち1個は面白い模様が出てきたので自然乾燥させることに決めたのだとか。
オオナガユウガオは、ヤマミーさんからタネをわけてもらって私も現在ベランダで栽培中なのですが、こちらは収穫にまだ踏み切れなくてのろのろしています。
(1093日目∞ 11月7日)