ひょうたんマークの天ぷら和歌山・上富田探訪(10)

by 丸黄うりほ 

①居酒屋「ひょうたん」の素敵な看板

②玄関灯にもひょうたんが。しかし、またしても……

③南紀白浜「とれとれ市場」の海鮮丼。うまうまでした♡

④「とれとれ市場」の中に入っていた「まる天」

⑤ひょうたんマークの天ぷらセット「つどい」発見!

⑥具だくさんで大変おいしゅうございました

昨日の続きです。秋の行楽日和の日曜日だったにも関わらず、たまたま定休日だったのか、それとも閉店してしまったのか。目当てのお店にフラれ続けた今回の旅ですが、じつはディナーを予定していたお店にも……(泣)。

私が事前にチェックしていたのは、白浜町堅田にある、その名もずばり「ひょうたん」という居酒屋でした。それほど大きくない家族経営のお店のようでしたが、新鮮なお魚料理がうまい!というクチコミをネットで見つけて、フェイ・ターンさんに白浜方面に走ってもらいました。

しかし、車中で店に電話をかけてみても誰も出てくれません。日曜日も営業していると書いてあるのに。午後4時半すぎという微妙な時間だったので、ひとまずそのまま向かってもらうと、「このへんかな」と思ったあたりで「ひょうたん」という看板を発見しました!(写真①)

降りて店の前まで行くと、ひょうたんの絵をあしらった「和食 ひょうたん」と書かれた玄関灯がありました(写真②)。しかし、暖簾はかかっておらず、入口も閉まっています。ネットで確認した開店時刻は午後5時で、その時は5時ちょっと前でした。もしまだ開店前だったとしても、この時間ならお店の方が準備に入っているはず。

ですが、人の気配はまったくありませんでした……。

居酒屋「ひょうたん」は、巨大海鮮マーケット「とれとれ市場」のすぐ近くでした。お昼に弁当しか食べてなかったヒョータニストたちはもうおなかがペコペコ。「とれとれ市場」なら、食事コーナーも、お土産コーナーもあるし。ということで、目的地変更です。もしかしたら「ひょうたんせんぱい」グッズもあるかもしれない……と、私はまだ買い物にこだわっていました。

人でいっぱいの「とれとれ市場」は、上富田町ののどかさとはまったく違う、観光地のパワフルさにあふれていました。私たちは長い列に並んで、ようやく夕食にありつきました。新鮮な海鮮丼とビール、うまかったです!(写真③)

食事の後、私はお土産コーナーをくまなくまわり、ひょうたんアイを皿のようにして探しましたが、とうとう「ひょうたんせんぱい」グッズには出会えませんでした。そのかわりに見つけたのが、ひょうたんマークの天ぷらです。

写真④をご覧ください!こちら、「とれとれ市場」の中にあったお土産店「まる天」の暖簾です。「伊勢」「白浜」という文字の囲みがすでにひょうたんっぽいんですが、「つどい」という商品のパッケージは、まちがいなくひょうたんでした。(写真⑤)

私は、「ようやく出会えた……」という感動にうち震えながら、お店の方に聞きました。「これはひょうたんマークですよね? なぜひょうたんなんでしょうか?」

するとその男性スタッフはちょっと困った顔をして、「さあ。わかりません」とおっしゃるのみでした。

それでもかまいません。私は「つどい」を1パック買いました。

自宅へ戻ってからウェブサイトを調べてみると、「まる天」は三重県の伊勢市に本店がある天ぷら屋さんだということがわかりました。しかし「まる天」の他の商品にはひょうたんマークがなく、なぜ「つどい」だけがひょうたんマークなのかはまったく書かれていません。

サイトを見てわかったのは、「つどい」は人気の天ぷら7種をすべて小ぶりに作って詰め合わせたものだということ。いわばお試しセット的な、初めての人にはぴったりの商品だったようです。食してみると、たけのこ、コーン、たまねぎ、きんぴら、れんこん、海鮮などの具がごろごろと入っていて、具だくさんで大変美味でした。

食べてしまってから、私は「これは練り物専門の児嶋佐織さんに聞いたほうがよい案件だったかもしれない」と気がつきました。

さて。2週間以上にわたってお届けしてきた「和歌山・上富田町探訪」シリーズは、ついに次回でグランドフィナーレです。どうぞお楽しみに!

(1077日目∞ 10月13日)

*来週火曜日に続きます。

*上富田の旅はこちらから

*次回1078日目は奥田亮「でれろん暮らし」10月16日(月)にアップ。

1079日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、10月17日(火)にアップします。