ひょうたんマークの「千房」焼そば(スーパー篇)

by 丸黄うりほ

①新大阪駅や大阪土産のお店で売っている「千房」焼そば

②こちらは、スーパーで見つけた「千房」焼そば

③うまい!「塩レモン味」は近畿限定、夏限定!

スーパーで、ひょうたんマークの「千房」の焼そばを見つけました。おなじみ「ソース味」と、初めて見かけた「塩レモン味」です。

「千房」の焼そばについては、「ひょうたん日記」944日目(3月9日)にも紹介しており、そのときに「千房」のマークがなぜひょうたんなのか? ということも書きました。ウェブサイトによると、社名の「千房」は、房になった千成ひょうたん=豊臣秀吉の馬印に由来するのだそうです。そこから必然的にマークもひょうたんということになったのですね。

ということで、今回はひょうたん的には新発見とはいえなかったのですが、以前紹介した焼そばと、スーパーで購入した焼そばには違いがあることがわかったので、それについて書き留めておきたいと思います。

「ひょうたん日記」944日目で紹介した「千房」の「ソース味」焼そばを購入したのは、千日前のお土産屋さんでした。太めの麺がもちもちとしてとてもおいしく、その後も何度かリピート買いをし、大阪土産として人に差し上げたこともあります。この焼そばは箱入りで、常温で保存ができるタイプ。新大阪駅や観光スポットで売っています。

それに対して今回見つけたものは、要冷蔵でした。パッケージは写真のような感じで箱には入っていません。価格は、箱入りのほぼ半額。しかも、味が2種類もあるではないの!ということでうれしくなって、「ソース味」と「塩レモン味」、合計4食分も買い求めてしまいました。

「ソース味」のほうはキャベツと豚肉を炒め、「塩レモン味」のほうはキャベツとエビ、キャベツとツナ缶を炒めていただきました。やはり、太めの麺がとてもおいしい。製麺所はどこなのかなと思ってパッケージをみると、愛知県の名城食品というところになっています。

名城食品のウェブサイトを見ると、この焼そばシリーズには3種類あることもわかりました。そして、販売期間とエリアがそれぞれ違っていることもわかったのです。

定番の「ソース味」は、通年商品で、近畿と中部エリアで販売。「塩レモン味」は、春夏商品で、近畿限定。そして、もう一つ「すき焼き風」というのがあり、こちらは秋冬商品で、近畿と中部エリアで販売されるそうです。

では、箱入りのほうは?とサイトをくまなく探してみても商品が見当たりません。そこで「名城食品」ではなく「千房」のウェブサイトからパッケージを探し出しました。そして、箱の裏に書かれた製造元を見てみると……、こちらは香川県の「さぬき麺心」とありました。なんと、製麺所が違っていたのですね。そして、大阪名物なんだから大阪で作っているのだろうというのは、じつに素人臭い考え方だったということもわかりました……。

しかし、「塩レモン味」は近畿限定ですし、春夏限定です。食べられるのは今だけだ!

限定商品に弱い私は、夏のうちにもう二度くらいはこのひょうたんマークの「塩レモン味」焼そばを買い求めようと思います。そして、秋になったら「すき焼き風」を買うぞー!溶き卵につけて食べるんだ!と今から意気込んでおります。

(1032日目∞ 8月2日)