6月受粉の実が白っぽくなってきました。

by 丸黄うりほ

▲ウェス実1号

▲ウェス実2号

 

まだまだ暑いですが、お盆が過ぎると少しその暑さもカドがとれてくるというか、少しマイルドになったような気がします。しかし、夏の疲れも出てきますね。私はこのところ毎日眠くてたまりません。

ところで、ひょうたんウェスパシアヌスです。4月にタネをまき、5月に定植し、6月に花が咲いて受粉に成功した4つの実……ウェス実1号、2号、3号、4号が、だんだんと白っぽくなってきました。

ひょうたんの実は、受粉してすぐの頃は緑色をしていて、全体にうぶ毛が生えています。じょじょに実がふくらみ大きくなって、一定のサイズで落ち着き成長が止まりますが、まだこの段階では収穫できません。

実が完熟するのに千成などの小さい実は約50日、中ひょうたんでは約60日、大ひょうたんなど大型の実はそれ以上かかります。といっても、日数はあくまで目安。葉に病気の症状があった場合などは、もっと日数がかかるとみておいていいです。迷った場合は、早く収穫しすぎてせっかくの実をダメにしてしまうよりは、ゆっくり収穫したほうが確実だといわれています。

ちなみに早どりの実は、外からは違いがわかりにくいのですが、まだ皮が薄いのです。収穫後に水つけして、中身を出す処理をするときに崩壊してしまうこともあります。

見た目の収穫サインはまず実の色です。緑色だった実は日数がたつにつれて白っぽくなってきます。また、うぶ毛は完全にとれて全体がつるりとしてきます。実を下から持ち上げてみると、最初の頃に比べて軽くなってきているのがわかります。この3つのサインが揃ったら、そろそろ収穫可能。ウェス実たちは、もう少しかな……というところまできました。

この日記も100日目。7月に蔓割れ病という恐ろしい病にかかったことがわかり、一時はもう終わりかと観念し。その治療にずいぶんと手間がかかったウェスパシアヌスですが、よく今までもってくれました。8月は緑色の葉が再び出て、ついに昨日は再び花が咲き出したことを報告することができました。本当に、見守ってくださったみなさんのおかげです。ありがとうございます。