瓢箪山ひょうたん探し その3「グルメ」

by 丸黄うりほ

▲「肉の森田屋」ひょうたんライスコロッケ。ケチャップは家でのせてみました。

 

一昨日から続く瓢箪山レポートの3日目、今日でラストです。

ひょうたんはとても可愛い形をしていますから、駅前にモニュメントやオブジェを作って飾りたくなるのも当たり前。また、ゆるキャラが過剰生産されるのも当たり前だと思います。というわけで、瓢箪山の街を全面的にリスペクトしている私ですが、ちょっとだけ不満があります。

街をあげてひょうたんをシンボルにしているのに、意外にもひょうたん型の食べ物が少ないのです。まんじゅう、ケーキ、チョコレートなどのお菓子や、パン、練り物などを見つけたら絶対お土産にするのに。知人に、以前ひょうたんシュークリームを出すカフェがあったと教えてもらいましたが、その店はもうなくなっているようでした。

瓢箪山オリジナルのひょうたん型グルメ、もしかしたら、地元の人しか知らないようなお店でひっそり売られているのでしょうか。私の探し方が甘いのかもしれません。ご存知の読者様がいらっしゃったら、ぜひ情報をお寄せくださいね。

そんななかで貴重なのが「肉の森田屋」の、ひょうたんライスコロッケです。この店は「サンロード瓢箪山」にあり、高級肉のしゃぶしゃぶなどが味わえるレストランも併設しています。瓢箪山店が本店で、東大阪市内にいくつか、大東市にも店舗があるようです。

ここの名物は何種類もあるコロッケ。すき焼きコロッケ、グラタンコロッケなどもおいしそうですが、なんといっても、ひょうたんライスコロッケです。たった100円なのに大人の味。チーズとひき肉がはいっていて、コクのあるソースで味付けしてあります。イタリアンのスップリやアランチーニを洋食風にした感じ。お店で揚げてもらって、あつあつでいただくのが最高です。

今回、私は自宅に持ち帰り、ケチャップで「ひも」を描いて写真撮影してみたのですが、冷めていてもおいしかった。この可愛さですから、ステーキなどのメインディッシュに添えてもいいでしょうし、お皿にたくさん並べてパーティに出しても歓声があがりそうです。

 

次回83日目は729()にアップします。