瓢箪山稲荷神社の夏祭りに行ってきました!
by 丸黄うりほ
大阪府東大阪市、近鉄奈良線に瓢箪山(ひょうたんやま)という駅があります。ひょうたん好きの私は、その駅名を聞いただけでときめいてしまいます。瓢箪山は瓢箪山稲荷神社の門前町。駅前や街のあちこちにひょうたんをかたどったモニュメントやゆるキャラなどがいて、それはまた後日紹介したいと思いますが、きょうの第一の目的は夏祭りです。
7月17日が宵宮で、18日が例大祭。ということで、私は18日のお昼過ぎにお参りしました。参道に並ぶ夜店などはまだ準備中。街に掲示されたポスターには午後7時から「瓢箪山音頭・河内音頭」「踊り大会開催」などと書いてあり、夜に来たほうがよかったかなと思いつつ、雨が近づいている感じもしましたし、商店街を曲がって表参道をまっすぐに行きました。
瓢箪山稲荷神社は、もともとひょうたん型をした古墳だったのが江戸時代に稲荷社になったという由来で、周囲よりもこんもりと高くなっています。そのため、遠くからでも鳥居と拝殿がよく見えます。
この日、拝殿前には夏越の大祓「茅の輪くぐり」が設けられていました。「茅の輪くぐり」は上半期の厄を神様に払っていただき、身を清めるという神事で、旧暦6月末を中心に多くの神社で行われています。
茅の輪はたいていの神社で円形です。U字型の茅の輪もあると聞いたことがありますが。瓢箪山稲荷神社の茅の輪も円形かな……、と思ってよくみたら。大きな輪の上に小さな輪がつながった独特の形をしていました。こ、これは、ひょうたん型!どうみてもひょうたん型です!思わず興奮してしまいました。
そして、「茅の輪くぐり」の作法も、正面で一礼して左に回って正面にもどり、一礼して右にまわって正面にもどり、一礼して左にまわって正面にもどり、一礼して茅の輪をくぐり拝殿へ。と、その動きが「8」の字を描くひょうたん型なのです。これは瓢箪山だけではなく、多くの神社で行われている作法のようですが。それにしても、ひょうたん型尽くしではないですか!
私は、すべてのひょうたんの豊作と、ひょうたん愛好家の幸運。また、我が家のひょうたんウェスパシアヌスの病気からの回復と、自分自身のひょうたん活動「オール電化ひょうたん」「ヒョウタン総研インターナショナル」の厄払いと残り半年の六瓢(無病)息災をお祈りしました。
※次回78日目は7月22日(月)にアップします。