梅雨時やっぱり出てきた…。炭疽病。

by 丸黄うりほ

▲炭疽病は風通しが悪いと出てきます。

 

ひょうたんを栽培していると、梅雨時期にほぼ毎年出てくる病気が二つあります。

ひとつは、うどんこ病です。その名の通りうどん粉をまいたような白いカビが葉に出てくる病気で、一度出ると他の葉にもどんどん広がっていき、なかなか治りにくくしつこいです。苗が死んでしまうような大きな被害にはよほどでないかぎりなりませんが、嫌なものです。

もうひとつが炭疽(たんそ)病。葉に黒っぽいシミみたいなものが現れて、だんだんと拡大していく病気です。果実に出てくることもあります。炭疽病もよほどでないがきり致命的にはなりませんが、放置していると広がっていきますので見つけたら早めに処置します。

今年はうどんこ病はまだ出ていません。よしよしウェスは優秀なひょうたんだ!……と思っていたのですが、今朝ようすをチェックしていたら下のほうの葉に炭疽病らしきものを発見してしまいました。病気になった葉はまだ1枚だけだったので、患部をハサミで切り取って捨てました。それから、夕方に殺菌剤ベンレートを水に溶かして灌注しました。

うどんこ病も炭疽病も風通しが悪い環境でかかりやすいようです。うちは畑ではなく柵に囲まれたマンションのベランダでの栽培なので、どうあがいても少しは出てくるのかもしれないなと思います。

子蔓は毎日どんどん伸びて、右(北)に伸ばしている蔓が2メートル40センチ、左(南)に伸ばしている蔓が2メートル20センチに達しています。葉の枚数でいうと、どちらも17枚目展開中です。もう十分に摘心していい時期なのですが、毎年、我が家のひょうたんはラティスのサイズにあわせて、もう少しだけ伸ばしてから摘心することにしています。あと少し。