もらわれていったひょうたん苗たち、その後。
by 丸黄うりほ
4月に我が家で種まきをしたひょうたん苗のポットは、心優しいひょうたん仲間のみなさんに10日ほど前に続々もらわれていきました。現在、ほとんどの方が定植をすませてくださったようです。なかには、「おうちの子」になった様子を写真に撮って知らせてくださった方も。
一つ目の写真は、K・Fさんのところに行った苗で、なんとありがたや。お地蔵さんの横に定植してくださいました。そして、地蔵菩薩を意味するサンスクリット語「クシティガルバ」から、「クシティ」と名付けてくださったとか。もう1苗、K・Fさんから知り合いの方に渡った苗もあるのですが、こちらは「ガルバ」と名付けられたそうです。「クシティ」には大地、「ガルバ」には胎内や子宮といった意味があるらしく、ひょうたんのもつ神秘性を存分に引き出してくれそうな名前です。
二つ目の写真は、北浜のカフェバー「フレイムハウス」さんの店先です。たくさん植木鉢が並んでいますが、どこにひょうたんが植えられているのかわかるでしょうか?いちばん端の、青々としたのがひょうたんです。いまはまだ地味な存在ですが、これからぐんぐん大きくなって、ピカピカ目立つ看板ひょうたんになっていくことと思います。ちなみに「フレイムハウス」店主の美佐子さんは、もともと「ひょうたんオーケストラプロジェクト21(HOP21)」というひょうたん楽団の一員で、私も一緒に演奏活動をしていたことがあるのです。店内にもさりげなくひょうたんが飾られています。
定植は、ひょうたんの一生における大イベント。
このほかのおうちにもらわれていったひょうたん苗たちも、今のところみんな元気にしているようです。
ところで。うちにはまだひょうたん苗が残っています。個性派の「末っ子ひょうたん」は本葉3. 5枚目(1枚が双生児なので)、そろそろ定植の時期が近づいてきました。あとの2つも本葉が出てきたので、なんとか生存できそうです。さあ、また引き取ってくださる方を探さなければ。