ひょうたん苗、四態。そろいました。

by 丸黄うりほ

▲ 左から発芽1日目、 2日目、10日目、20日目。

 

我が家で発芽し、定植できるサイズにまで育ったひょうたん苗ポットは、次々ともらわれていきました。最後に残ったのは、写真右端の苗。この苗も、今週末にもらわれていく先が決まっています。もともと3粒まきポットから遅れて芽を出したため切り離した苗で、4月25日ごろに発芽したもの。ちょうど今日で20日目。本葉3枚にまで育っています。

右から2番目の苗は、この日記で5月7日(25日目)に「末っ子ひょうたん」として登場したものです。ちょうど今日で10日目。なんとか無事に育って、いま本葉1枚です。でも、よくみてください。双葉が3枚あります。3枚目の双葉は細長くてへんてこな形をしています。本葉も、とんがった部分がふたつあるハート型。うーん、かなりの個性派ですね。

翌日5月8日(26日目)の日記では、「末っ子ひょうたんは末っ子ではなかった!」という内容で、もうひとつ別のポットから双葉が出てきたことをお伝えしました。ですが、残念ながらこのひょうたんは育ちませんでした。「末っ子ひょうたん」はやっぱり末っ子で、しかもかなり変わっていて、結局この子がひとり残されるのだなと思っていました。

ところが。

まだまだ寝坊がいました。

昨日ようやく双葉を出したのが右から3番目のポット。発芽2日目の赤ちゃんです。はじめ、この日記のために3つのポットを並べて「ひょうたん三態」の写真を撮ったのですが、今日ふとみると、また芽が出ている! それが左端のポット。本当にこれはさっき目覚めたばかりです。私はあわてて「ひょうたん四態」の写真を撮り直しました。

この左ふたつのポットはどちらも「直まき1粒まき」で、種をまいてからほぼ1カ月たっています。なんという寝坊助。なんというのんびり屋。なんという奥手。なんという遅刻魔。このスピード時代に、まったくなんというマイペース!こいつら、人間だったらたぶん出世できませんね。

……でも、これがひょうたんなんです。つきあってやるしかありません。定植サイズになるにはあと20日もかかります。

 

※次回34日目は5月20日(月)にアップします。