ひょうたんの苗を定植しました!(後編)

by 丸黄うりほ

▲ ひょうたん「ウェスパシアヌス」と命名しました。

 

迷いに迷って、15ポットからたったひとつ選んだひょうたんの苗。

心が決まったので、私は選んだひょうたんのビニールポットにタテにハサミを入れました。そして、底を押し上げながら中身を取り出しました。ポットの形にそって、土全体に根がしっかりとまわっているのがわかります。

それをプランターの中央に作ったくぼみに置き、まわりに土をかけて平らにならしていきました。茎を深植えしないように、土を一度に大量にかけるのではなく慎重に少しずつ入れていきます。だいたい平らになったところで、プランターの端に油かすを埋め込みました。30個。これも元肥となります。その上からまた薄く土をかぶせました。

次に、支柱を立てました。蔓がすぐに巻きつけるように苗の近くに、まず1本。ひょうたんの根を傷つけないように、ポットの外側ギリギリの位置に支柱を立て、ぐらつかないように周囲には土をしっかりめに詰めておきます。うちのひょうたんは、これから左右に蔓を伸ばしていく予定ですので、プランターの左右の端にも支柱を立てて、蔓がからみつけるようにしました。その支柱の根元にも土をしっかりと詰めて固定します。

支柱3本がまっすぐに立ったら、プランターの端に農薬オルトランをまきました。そして、最後に、ジョロで水をたっぷりと。きょうは2リットルやりました。

これで定植が完成です。定植の作業はできるだけ午前中にするのがいいといわれています。どうしても難しい場合は夕方がいいと思います。定植するときは最後に必ず水やりをすることになりますが、日中の暑い時間帯に水を与えると根腐れを起こすことがあるからです。

さてさて。2019年の夏をともに過ごすことに決まったパートナーのひょうたんに、私はさっそく名前をつけました。

「ウェスパシアヌス」。ローマ皇帝からいただいた名前です。じつは、数年前からうちのひょうたんにはローマ皇帝の名前をつけています。「なぜローマ皇帝なの?」というツッコミにはまた後日お答えしますね。