いよいよ、ひょうたん苗に旅立ちの時がきました!

by 丸黄うりほ

▲15苗が集合。こんな写真を撮れるのも今日が最後。

 

今夜、わが家で芽を出したひょうたん苗のうち4ポットが、友人たちのおうちにもらわれていくことになりました。

ひょうたんの種を直径9センチのビニールポットにまいたのは、4月中旬でした。一般に、苗をポットからプランターや畑に植え替えるのに適した時期は、本葉4〜6枚の頃といわれています。今年は例年よりも気温が低いせいか、少し成長が遅め。ひょうたん仲間にすぐ定植してもらえるように、ちょうどよいサイズで渡すつもりだったのですが、予定よりも少し幼い本葉3枚で約束の日がきてしまいました。

今週になって遅れて双葉が出た末っ子ひょうたん2つ以外の、順調に育ってきた15ポットを集めて写真を撮りました。ああ、まるで卒業アルバムのようだな、としんみりしてしまいます。

ひょうたんの苗をひとつひとつ見ていると、幼いながらすでに個性が感じられます。双葉の形、本葉の形、茎の伸び方、なんとなく持っている雰囲気。人の顔が、どんなによく似ていても少しずつ異なるように。手相や指紋が、耳の形や鼻の形が、よく見るとひとりひとりビックリするくらい違うように。

これから、それぞれもらわれていったおうちの、新しい環境で、このひょうたんたちはどんな瓢生を送るのでしょう。

今日うちのひょうたん苗をもらってくださる3人は、全員が以前も苗を引き取ってくださり、立派な実をならしてくださった方ばかり。安心して委ねることができます。

それぞれのおうちで愛されて、がんばってよい実をつけるのだよ!

 

次回29日目は513()にアップします。